きくクリブログ

2025.08.04更新


夏の体調不良、もしかして「食中毒」かも?

いよいよ本格的な夏がやってきました。

夏は楽しいイベントがたくさんありますが、実は体調を崩しやすい季節でもあります。

「夏風邪かな?」と思っていたら、実は食中毒だった、なんてことも珍しくありません。

「食中毒って、なんだか他人事のように感じる…」そんな方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、食中毒の原因菌は、身の回りのどこにでも潜んでいます。

このブログでは、食中毒を予防するためのヒントや、もしもの時の対処法等についてお話しさせていただきます。

 

食中毒とは?症状の特徴と原因

食中毒とは、食べ物や飲み物と一緒に、体に有害な細菌やウイルスなどが体内に入り、お腹の調子が悪くなる病気です。

食中毒と聞くと、激しい下痢や嘔吐をイメージされるかもしれませんが、軽度の発熱や腹痛、倦怠感だけで済む場合もあります。

 

主な症状は以下の通りです。

 

・下痢

・嘔吐、吐き気

・腹痛

・発熱

・全身の倦怠感

 

これらの症状は、原因となる菌やウイルスによって、食べた直後から数日後まで、現れるタイミングが異なります。

 

 

食中毒が起こる主な原因

食中毒の原因は多岐にわたりますが、夏の食中毒の多くは「細菌性食中毒」です。

高温多湿な環境は、細菌が繁殖するのに最適なため、食材の管理には特に注意が必要です。

主な原因菌としては、サルモネラ菌やカンピロバクターなどが知られています。

これらは加熱が不十分な肉や卵、生野菜などから感染することが多く、ご家庭でも注意が必要です。

 

もしも食中毒かな?と思ったら…自分でできる対処法

「なんだかお腹の調子が悪い…」と感じた時、ご自身でできる対処法はいくつかあります。

 

1. 水分補給をこまめに行う

下痢や嘔吐で一番怖いのは脱水症状です。

スポーツドリンクや経口補水液を少しずつ、こまめに飲むようにしてください。

 

2. 胃腸を休ませる

症状がひどい時は、食事は控えて胃腸を休ませてあげましょう。

症状が落ち着いてきたら、おかゆなど消化の良いものから少しずつ始めてください。

 

3. 下痢止め薬は自己判断で使わない

下痢は、体内にいる悪い菌や毒素を外に出そうとする体の防御反応です。

下痢止め薬で無理に止めてしまうと、かえって症状が悪化することもあります。

必ず医師にご相談ください。

 

こんな時はすぐにクリニックへ!
自分でできる対処法で様子を見ることも大切ですが、次のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

・激しい下痢や嘔吐が止まらない

・血便がある

・水分がまったく摂れない

・高熱が続く

・お子様やご高齢の方、持病をお持ちの方

 

「もう症状が治まってきたけど、なんだかお腹の調子がずっと良くない…」

そんな場合も、ご相談ください。

一見、食中毒の症状が落ち着いたように見えても、別の病気が隠れている可能性もあります。

 

診断と治療

食中毒が疑われる場合は、まず問診で症状や食事内容を詳しく伺い、必要に応じて便の検査などで原因を特定します。

症状がひどい場合は、点滴で水分補給を行い、症状を和らげるためのお薬を処方します。

 

当院は内視鏡検査にも力を入れております。

「胃カメラ」や「大腸カメラ」と聞くと、辛いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、当院では患者様の負担をできる限り軽減できるよう、最新の内視鏡システムを導入しています。

「便秘や下痢が続く」「お腹の張りが気になる」といった慢性的な不調には、内視鏡検査で根本的な原因を調べることが大切です。

早期発見・早期治療のためにも、定期的な検査をお勧めしています。

 

★☆見落としの少ない最新のAI内視鏡検査☆★

♪ ご予約はこちらから ♪

 

 

 

最後に…

食中毒は、日頃のちょっとした心がけで予防できる病気です。

食中毒予防の3原則「つけない・増やさない・やっつける」を意識して、安全な食生活を心がけましょう。

お腹の不調は、食中毒だけでなく、様々な病気のサインかもしれません。

些細なことでも「気になるな」と思ったら、お一人で悩まずに、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

都営新宿線菊川駅より徒歩2分、菊川内科皮膚科クリニックです。

 

 


監修:俊爽会 理事長 

日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 

日本内科学会 総合内科専門医  小林俊一

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.08.01更新

とても暑くなってきましたねehe

水分をしっかり補給して、熱中症にならないように気をつけましょう!!

室内で、冷房をかけていても熱中症になることがあるので、油断大敵ですdire

 

休む

 

菊川内科皮膚科クリニックが属する医療法人社団 俊爽会では、年間を通して患者様の健康意識を高め、

健康寿命を伸ばしていただくための取り組みを行っています!

8月の取り組みについてのお知らせです。

 

8月の取り組みは『ワクチン接種』です。

ワクチン接種を受けることで、病気の発症や合併症のリスクを軽減することができます。
特にお子様や高齢者の方、糖尿病治療、免疫抑制剤をしている方にとっては、ワクチン接種が重要な健康対策になります。

今回は、数あるワクチンの中で4つ程紹介しますihi

 

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
子どもの時に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した方は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、獲得した免疫は年齢とともに弱まり、帯状疱疹を発症することが多くなる傾向があります。
ワクチンを接種して免疫の強化を図ろうというのが帯状疱疹の予防接種です。

50歳以上の方が接種を受けることができます。

 

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、日常でかかる肺炎の原因として特に多い細菌です。
肺炎球菌による肺炎は、ワクチンの接種や、うがい手洗い・マスクの着用や口腔ケアといった毎日の感染対策を行うことで予防することができます。

65歳以上の方が接種を受けることができます。

 

RSウイルス感染症は、大人も子供もかかる呼吸器感染症です。
RSウイルスは、一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人についても、症状が重くなり、肺炎を引き起こすこともあることが報告されています。
現在、乳児ではRSウイルス感染症の発症を抑えるお薬がありますが、成人ではRSウイルス感染症に対する特定の治療法はあらず、症状を和らげるための対症療法が行われます。
RSウイルス感染症にかからないようにするために、予防するワクチンがあります。

60歳以上の方が接種を受けることができます。

 

HPVワクチン

子宮頚がんを引き起こす高リスク型HPVの感染を予防するワクチンです。
検診で見つかりにくい腺がんも増えていますので、ワクチンによる予防は大切です。
一方で、感染を予防できない高リスク型HPVもありますので、ワクチンと合わせて検診による早期発見も重要です。
HPVワクチンは定期接種のワクチンです。法律に基づいて、市区町村が主体となって実施する予防接種となります。
自己負担の有無や運用方法などに関しては各自治体の取り決めによります。

 

ワクチン

 

 

当院では、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、RSワクチンの接種が可能です。

各自治体のクーポンや公費助成は使えません。

自費でのお支払いとなります。ご了承ください。

 

興味のある方は、ぜひ当院までお問合せください♪

 

小さな気づきが、大きな一歩!

身近なクリニックで、一緒に始めよう!

健康意識改革( ̄▽+ ̄)

 

都営新宿線菊川駅より徒歩2分、菊川内科皮膚科クリニックです。

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.08.01更新

私たちの体の中で、皮膚は最も外側にあり、常に外部環境にさらされています。

そのため、ちょっとした刺激や体調の変化で、様々なトラブルが生じやすい部位です。

かゆみ、赤み、できもの、乾燥など、皮膚の症状は「見える」からこそ、多くの方が不安を感じやすいものです。

 

はじめに:皮膚のトラブルは皮膚科へご相談を

皮膚の症状は「見える」からこそ専門家へ

皮膚の症状は見た目が似ていても、原因や病名は多岐にわたります。例えば、湿疹一つをとっても、職業、生活習慣、アレルギーの有無によって注意すべきポイントが変わります。

 

 

自己判断の危険性

自己判断で市販薬を使用したり、放置したりすると、症状が悪化したり、適切な治療の機会を逃してしまったりすることも少なくありません。

皮膚の専門家である皮膚科医は、豊富な知識と経験に基づき、症状を正確に診断し、最適な治療法を提案することができます。

どんな些細な皮膚の悩みでも、まずは皮膚科医にご相談いただくことが、早期解決への第一歩となります。

 

皮膚科でよく見られる主な病気とその特徴

皮膚科には多種多様な症状の患者様が来院されますが、その中でも特に多く見られる代表的な病気について、その特徴と一般的な治療の考え方をご紹介します。

 

◎湿疹・皮膚炎:皮膚科受診の約3分の1を占める最も身近な疾患

「湿疹」は、皮膚科で最も頻繁に診断される病名の一つです。

あるクリニックのデータによると、皮膚科の症例の約3分の1が湿疹に分類されるほどです 。

赤み、かゆみ、小さなブツブツ、水ぶくれ、カサカサとした皮むけなど、様々な見た目の症状を呈します。

原因が特定できるもの(例:接触皮膚炎)や、特定の部位に生じるもの(例:手湿疹)は個別の病名が付きますが、それ以外は症状の出現期間によって分類されることもあります 。

治療は、炎症を抑えるステロイド外用薬が主体となることが多いですが、原因に応じた対策も非常に重要です。

 

◎アトピー性皮膚炎:かゆみと炎症が慢性的に続く皮膚疾患

アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚の病気です。

アレルギー体質に加え、生活習慣、職業、ストレスなどが症状に大きく影響すると考えられています 。

近年では、生物学的製剤やJAK阻害薬といった新しい治療薬の登場により、これまで治療が難しかった重症のアトピー性皮膚炎も、大幅に症状を改善できるようになりました 。

特に大人のアトピー性皮膚炎は、忙しく十分な外用ケアが難しい方も少なくありません。

当院では、患者様のライフスタイルに合わせた治療計画を提案し、継続しやすい形で症状のコントロールを目指します。

 

◎蕁麻疹(じんましん):突然現れるかゆみを伴う膨らみ

蕁麻疹は、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う病気です。

数十分から数時間で消えることがほとんどですが、繰り返し現れるのが特徴です 。

原因が特定できない「特発性蕁麻疹」が多いですが、物理的な刺激や特定の食物、感染症、ストレスによって誘発されることもあります 。

多くの場合、数週間以内に改善しますが、「慢性蕁麻疹」と診断された場合は、数年単位で内服薬が必要となることもあります 。

 

◎ニキビ(尋常性ざ瘡):思春期から大人まで悩む身近な皮膚トラブル

ニキビは、皮脂腺の分泌が活発になる思春期から現れやすい皮膚トラブルですが、20代や30代の女性、男性にも増えています。

毛穴が詰まり、皮脂が過剰に分泌されることでアクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤く腫れたり、膿を持ったりします。背中など顔以外にもできることがあります。

ニキビ跡を残さないためには、炎症がひどくなる前の早期治療が非常に重要です。

最近では、過酸化ベンゾイルやアダパレンといった新しい外用薬が治療の中心となっており、炎症が強い場合は抗菌薬の内服も治療候補となります。

以前に比べて効果的な治療が可能になっています。

 

◎水虫(足白癬):足や爪に潜む真菌感染症

水虫は、白癬菌というカビの一種が足の皮膚や爪に感染することで起こる病気です。

足の指の間がジュクジュクしたり、皮がむけたり、かゆみを伴うことが多いですが、かゆみがほとんどない場合もあります。

爪に感染すると、爪が白く濁ったり、厚くなったりします 。

市販薬で一時的に症状が改善しても、菌が完全に除去されていないと再発を繰り返すことがあります。

特に爪水虫は市販の塗り薬では改善しにくいことが多く、専門的な治療が必要です 。

股部に感染する「いんきんたむし」も水虫の一種で、湿疹と間違えられやすいですが、治療法が異なるため正確な診断が重要です。

 

◎乾癬(かんせん):カサカサとした赤い皮疹が特徴の慢性疾患

乾癬は、皮膚に赤く盛り上がった発疹ができ、その表面に銀白色のフケのようなカサカサ(鱗屑)が厚く付着する慢性的な炎症性疾患です 。

遺伝的要因に加えて、ストレス、肥満、感染症、薬剤など様々な要因が複合的に関与して発症すると考えられています。

頭部から爪まで全身に症状が現れることもあれば、一部に限定されることもあります 。

関節に炎症が起こる「乾癬性関節炎」を合併することもあり、その場合は心臓病や生活習慣病を合併するリスクも報告されています 。

乾癬の治療法は、ステロイドやビタミンD3の外用薬、免疫抑制剤の内服、紫外線療法、そして近年著しい進歩を遂げている生物学的製剤など多岐にわたります。

 

◎帯状疱疹(たいじょうほうしん):ピリピリとした痛みと水ぶくれ

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスが原因で起こる病気です。

子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、体内の神経節に潜伏し、加齢やストレス、疲労などで免疫力が低下した際に再活性化して発症します。

体の片側に、ピリピリとした痛みや違和感が生じた後、数日して赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れるのが特徴です 。

発症から72時間以内に抗ウイルス薬の内服を開始することが、症状の悪化や後遺症(帯状疱疹後神経痛)の予防に重要とされています 。

顔面に発症した場合は、目や耳、顔面神経に影響を及ぼす可能性があるため、特に早期の受診が推奨されます。

 

◎円形脱毛症:突然、髪の毛が抜けてしまう病気

円形脱毛症は、ある日突然、円形や楕円形に髪の毛が抜けてしまう病気です。

原因は、毛根周囲で自己免疫反応が起こり、自分の免疫細胞が誤って毛根を攻撃してしまうためと考えられています 。

単発性のものから、多発性、頭部全体に広がるもの、全身の毛が抜けるものまで様々です。

治療は、症状の進行度合いに応じて、ステロイド外用薬や内服薬、局所免疫療法などが行われます 。

早期に治療を開始することで、改善が期待できます。

 

その他、皮膚科でよく診る疾患

上記の他にも、皮膚科では以下のような様々な病気を診察しています 。

 

◎脂漏性皮膚炎:フケやかゆみが気になる頭部や顔の湿疹

皮脂の分泌が多い頭部、眉毛、鼻の脇、脇の下、陰部などに生じる湿疹で、フケのようなカサカサが付着するのが特徴です 。

皮脂の分解産物やマラセチア菌というカビの一種が関与していると考えられており、ステロイド外用薬や抗真菌薬で治療を行います。

 

◎痒疹(ようしん):強いかゆみを伴うしこり状の皮疹

激しいかゆみが特徴で、小さなしこり状の皮疹が多発性に生じます 。

虫刺されの跡やアトピー性皮膚炎に合併することもありますが、原因が明らかでない慢性的な痒疹の場合、悪性腫瘍や内臓の病気が隠れていないか検査が必要となることもあります。

 

◎掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう):手足に膿がたまる病気

手のひらや足の裏に赤みや膿疱(膿の入った水ぶくれ)、皮膚の剥がれなどが生じる病気です 。

タバコ、虫歯、歯科金属アレルギー、扁桃炎などが原因となることがあり、採血検査やパッチテストを行うことがあります。

ステロイドやビタミンD3の外用、内服薬、紫外線療法などが用いられます。

 

◎粉瘤(ふんりゅう):皮膚の下にできるしこり

皮膚の下にできる、やや硬く触れるしこりで、中央に黒い点(開口部)が見られることがあります 。

皮膚の垢や皮脂が袋状の構造の中にたまって大きくなる良性腫瘍です。

炎症を起こすと赤く腫れて痛みを伴うことがあり、その場合は切開して膿を出す処置が必要になることもあります 。

炎症を起こす前の段階で手術で摘出することが、きれいに治すためのポイントです。

 

◎魚の目・タコ:足の裏や指の皮膚の厚み

足の裏や指など、特定の部位に繰り返し圧迫や摩擦が加わることで皮膚が厚くなる状態です。

タコ(胼胝)は広範囲に皮膚が硬くなるのに対し、魚の目(鶏眼)は中心に硬い芯ができ、それが奥に食い込むため、歩く際に強い痛みを伴います 。

靴の選び方、歩き方、足の変形などが原因となることが多く、根本的な改善にはこれらの見直しも重要です。

 

◎ホクロ(色素性母斑):気になる皮膚の黒い点

ホクロは、色素細胞が増殖してできる良性の皮膚腫瘍です 。

ほとんどのホクロは心配ありませんが、中には悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞癌といった皮膚がんとの区別が難しい場合もあります。

皮膚科ではダーモスコープという特殊な拡大鏡を用いて詳しく観察し、診断を行います。気になるホクロがある場合は、専門医の診察を受けることをお勧めします。

 

皮膚科でよくある病気:概要と受診の目安

それぞれの疾患の受診の目安は以下の通りです。

 

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早期受診のメリットと当院の役割

皮膚のトラブルは、放置すると悪化したり、治療が長引いたりするだけでなく、思わぬ病気が隠れている可能性もあります。

早期に皮膚科を受診することには、以下のような大きなメリットがあります。

 

症状の悪化を防ぎ、適切な治療へ

正確な診断を受け、症状や原因に合わせた最適な治療法を早期に開始することで、症状の悪化や慢性化を防ぎ、跡を残すリスクを減らすことができます。

専門医に相談することで、不安が軽減され、安心して治療に取り組めます。

 

当院の診療方針と患者様へのメッセージ

菊川内科皮膚科クリニックでは、患者様一人ひとりの症状や生活習慣を丁寧に伺い、最適な治療を提供することを心がけております。

どのような皮膚の悩みでも、お気軽にご相談ください。

地域の皆様の皮膚の健康を守る「かかりつけ皮膚科医」として、最新の知見に基づいた質の高い医療を提供してまいります。

 

まとめ:皮膚の健康は日々のケアと専門家への相談から

皮膚は私たちの健康状態を映し出す鏡のようなものです。

日々の適切なスキンケアはもちろん大切ですが、気になる症状が現れた際には、自己判断せずに皮膚科専門医にご相談いただくことが、皮膚の健康を維持し、快適な生活を送るための最も確実な方法です。
このコラム記事が、皆様の皮膚の健康に対する理解を深め、皮膚科受診のきっかけとなることを願っております。

菊川内科皮膚科クリニックは、地域の皆様の皮膚の悩みに寄り添い、安心してご相談いただけるクリニックでありたいと考えております。

 

♪ 診察のご予約はこちらから ♪

 

 


~~監修 医療法人社団 俊爽会  理事長 小林俊一~~

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.08.01更新

先日、「メルスモン」というプラセンタのお薬の勉強会を開いていただきました!

 

 

メルスモンはどのような病気に効くの?

メルスモンは、人間の胎盤から抽出された「プラセンタ」を有効成分とする医薬品です。

プラセンタは、日本では古くから漢方薬として使われてきた歴史があります。

このメルスモンは、更年期障害乳汁分泌不全の治療薬として国の認可を受けています。

 

「更年期障害」は、女性ホルモンの減少によって起こる心と体の不調です。

ほてり、発汗、動悸、イライラ、不眠など、様々な症状が現れますが、メルスモンはこれらの症状を和らげる効果が期待できます。

また、「乳汁分泌不全」は、お母さんの母乳の出が悪い状態を指し、メルスモンがこの改善にも用いられます。

 

保険適用外となりますが、美容や疲労回復、肩こり、冷え性の改善などにも効果があることが知られており、幅広い年代の方にご利用いただいています。

 

 

どのような種類があるの?

メルスモンは、注射薬としてのみ製造・販売されています。

これは、メルスモンが持つ有効成分を、効率よく、そして確実に体内に吸収させるために最も適した方法だからです。

 

 

 

メルスモン薬の正しい使い方・留意点

メルスモンは注射薬ですので、患者様ご自身で服用していただくことはありません。

正しい「使い方」は、医療機関で医師の指示に従って投与を受けることです。

通常、週に2~3回程度の皮下注射を行うことが一般的です。

治療期間や頻度は、患者様の症状や体質によって異なりますので、医師とよく相談して決めていきます。

また、メルスモンは献血ができなくなるなど、いくつか留意点がありますので、必ず以下をご確認ください。

 

 

メルスモン薬の副作用と特に重要な留意点

どのような薬にも、良い効果がある一方で、副作用のリスクもゼロではありません。メルスモンも例外ではありません。

 

よくある副作用

注射を打った箇所が赤くなったり、かゆみや痛みを伴ったりすることがあります。

ほとんどは一時的なもので、数日で治まります。もし症状が続くようでしたら、クリニックにご相談ください。

 

稀な重篤な副作用

ごく稀にですが、ショックやアレルギー反応などが報告されています。

全身の蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関へご連絡ください。

 

献血について

メルスモンなどのヒト由来プラセンタ製剤を注射された方は、献血ができなくなります。

これは、感染症のリスクを排除するためです。

ご自身がメルスモン治療を始めた場合だけでなく、ご家族や友人が献血を考えている場合にも、この情報を共有していただくことが大切です。

 

 

 

勉強会では、メルスモンの他にも、

ウマやブタのプラセンタを健康食品や化粧品なども紹介していただきましたglitter

ありがとうございましたo(^▽^)o

 

メルスモン、プラセンタのお薬に興味のある方は、

診察にて先生にご相談ください。

 

 

 

 

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.30更新

 

先週、ピザ会を開催しました!

ピザ会とはクリニックのスタッフみんなで

お弁当を食べながら(ピザに限らず)、

テーマを決めて開催するランチミーティングのことですmeal

 

 

今回は、菊川駅前にある、ペリペリチキン専門店 ファイヤーチキン 菊川店さんの

ペリチキバーガーセットをいただきましたsun

 

ハンバーガーの写真を撮ろうと思っていたのですが……

おなかぺこぺこの昼休み……

ハンバーガーを目の前にその余裕はありませんでした(ノ_・。)

(意訳:写真撮るの、忘れました)

 

 

ソースを6種類から選んだり、ドリンクはどれにしようかと話したり、

菊川スタッフのみんなとワイワイ準備ができて楽しかったですheart3

 

↓ とっても美味しいハンバーガーに夢中なスタッフ一同  ↓

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今回のトークテーマは、『食生活について』でした。

健康に、この暑すぎる夏を乗り越えるためには、

どんなことに気を付けていけばいいのでしょう…ehe

 

・アイスは食べたいけど、ラクトアイスは減らす

・早起きはつらいけど、朝ごはんは食べる

・好きなもの(お菓子)だけ買わずに、野菜とたんぱく質も摂るようにする

 

食生活改善を頑張ろう!と我慢しすぎても、

心がついていかないよねえ、という声も。

心の中の〇〇したいなあ、という気持ちに寄り添い、

自分の身体のことも思いやりつつ、無理せず頑張っていきたいです。

 

菊川のスタッフの仲の良さを再確認できる、ピザ会となりましたflower2

 

 

最後に問題ですglitter

我らが古賀先生が、ペリチキバーガーセットのお供に選んだドリンクは何でしょう?

1、コーラ

2、オレンジジュース

3、CCレモン

 

答えが気になる方は、スタッフにお声がけください(。・艸-。)

 

 

 

 

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.28更新

胃痛・胸やけ・お腹の不調…

       その症状、もしかして?

 

はじめに:消化器の不調、我慢していませんか?

「胃が痛い」「胸やけがする」「お腹の調子が悪い」──。

多くの方が一度は経験したことのあるこれらの症状。

実は、日常生活に潜む様々な病気のサインかもしれません。

消化器の不調は、放置するとQOL(生活の質)を低下させるだけでなく、重篤な病気の発見を遅らせる原因にもなりかねません。

このブログでは、菊川内科皮膚科クリニックの消化器内科でよく診察している代表的な病気について、その症状や原因、治療法、そして受診の目安を分かりやすく解説します。

ご自身の症状と照らし合わせながら、ぜひ最後までお読みください。

 

 

消化器とは?その役割と対象臓器

消化器は、私たちが食べたものを消化・吸収し、不要なものを体外へ排出する重要な役割を担う器官の総称です。

具体的には、口から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、そして肝臓、胆のう、膵臓といった、消化・吸収に関わる様々な臓器が含まれます。

これらのどこか一つでも不調をきたすと、様々な症状が現れます。

 

消化器内科でよく診る病気

ここでは、菊川内科皮膚科クリニックの消化器内科で特に多くみられる代表的な病気をいくつかご紹介します。

 

1. 逆流性食道炎

どんな病気?

胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激することで炎症が起きる病気です。

食道と胃の境目にある筋肉(下部食道括約筋)の働きが悪くなったり、胃酸が過剰に分泌されたりすることが原因で起こります。

 

主な症状

「胸やけ」「胃酸がこみ上げてくる感じ(呑酸)」「のどの違和感」「胸の痛み」「慢性的な咳」などが特徴的です。

食後に悪化しやすい傾向があります。

 

原因

脂肪分の多い食事、食べ過ぎ、早食い、食後すぐに横になる、肥満、ストレスなどが挙げられます。

治療法 胃酸の分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬など)の服用が中心です。食事内容や生活習慣の改善も非常に重要です。

 

2. 胃炎・胃潰瘍

どんな病気?

胃炎: 胃の粘膜に炎症が起きている状態です。

急性と慢性があり、慢性胃炎はさらにいくつかのタイプに分類されます。

 

胃潰瘍: 胃の粘膜が深く傷つき、粘膜の一部が欠損してしまう状態です。ひどい場合は胃壁に穴が開くこともあります。

 

主な症状

胃炎: 「みぞおちの痛み」「胃もたれ」「吐き気」「食欲不振」など。

 

胃潰瘍: 「みぞおちのキリキリとした痛み(特に空腹時や夜間)」「吐血」「黒い便(タール便)」など、より強い症状が現れることがあります。

 

原因

ヘリコバクター・ピロリ菌感染、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)の長期服用、ストレス、喫煙、過度の飲酒などが主な原因です。

 

治療法

ピロリ菌がいる場合は除菌治療を行います。胃酸を抑える薬や粘膜を保護する薬を服用し、症状の緩和と粘膜の修復を促します。

 

3. 過敏性腸症候群(IBS)

どんな病気?

大腸に炎症や潰瘍などの器質的な異常がないにもかかわらず、「下痢」や「便秘」、または「下痢と便秘の繰り返し」といった便通異常とお腹の痛み・不快感が慢性的に続く病気です。

 

主な症状

「腹痛」「腹部の膨満感」「下痢」「便秘」などが特徴的で、これらの症状が排便によって軽くなる傾向があります。

ストレスや緊張で症状が悪化しやすいのも特徴です。

 

原因

消化管の運動異常や知覚過敏、自律神経の乱れ、精神的ストレスなどが複雑に絡み合っていると考えられています。

 

治療法

症状に応じた薬(整腸剤、下痢止め、便秘薬、消化管運動改善薬など)の服用が中心です。

食事内容の見直し、ストレスマネジメント、生活習慣の改善も非常に重要です。

 

4. 大腸ポリープ・大腸がん

どんな病気?

大腸ポリープ: 大腸の粘膜にできるイボ状の盛り上がりの総称です。

腺腫性ポリープと呼ばれる一部のポリープは、放置すると大腸がんへ進行する可能性があります。

 

大腸がん: 大腸の粘膜から発生する悪性の腫瘍です。

早期発見・早期治療が非常に重要です。

 

主な症状

早期には自覚症状がほとんどないことが多いです。

進行すると「血便」「便が細くなる」「便秘と下痢を繰り返す」「腹痛」「お腹の張り」「貧血」「体重減少」などが現れることがあります。

 

原因

食生活の欧米化(高脂肪・低食物繊維食)、運動不足、肥満、喫煙、過度の飲酒、遺伝などがリスク要因として挙げられます。

 

治療法

内視鏡によるポリープ切除が一般的です。

がんが見つかった場合は、進行度合いに応じて内視鏡治療、手術、化学療法、放射線治療などを組み合わせます。

 

重要なこと

大腸がんは、早期発見・早期治療によって治癒する可能性が高い病気です。

症状がなくても、40歳を過ぎたら定期的な大腸がん検診(便潜血検査など)や、必要に応じた大腸内視鏡検査を受けることが非常に重要です。

 

 

まとめ:消化器の健康は、全身の健康の源

消化器は、私たちが生きていく上で欠かせない栄養を取り込む重要な器官です。

消化器の健康は、全身の健康に直結すると言っても過言ではありません。

「これくらいなら大丈夫だろう」と症状を我慢したり、市販薬でごまかしたりせず、不調を感じたらまずは専門医にご相談ください。

菊川内科皮膚科クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に真摯に向き合い、適切な検査と治療をご提案いたします。

消化器のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

★☆見落としの少ない最新のAI内視鏡検査☆★

♪ ご予約はこちらから ♪

 

 

 

 

 

監修:俊爽会 理事長 

日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 

日本内科学会 総合内科専門医  小林俊一

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.25更新


はじめに:肌の悩み、どこに相談すればいい?

肌のトラブルや悩みを抱えたとき、「皮膚科と美容皮膚科、どちらに行けばいいのだろう?」と迷う方は少なくありません。

同じ「皮膚」を扱うクリニックであっても、その目的やアプローチには大きな違いがあります。

このコラムでは、皮膚科と美容皮膚科の根本的な違いを分かりやすく解説し、患者様の肌悩みに合わせて最適なクリニックを選ぶための具体的なヒントを提供します。

 

この記事でわかること

・皮膚科と美容皮膚科の目的、診療内容、保険適用の違い。

・ニキビ、シミ、イボなど、具体的な症状ごとの最適な受診先。

・クリニック受診時に知っておきたい大切なポイント。

 

目的と診療内容:病気の治療 vs.美しさの追求

皮膚科と美容皮膚科の最も根本的な違いは、その「目的」にあります。

この目的の違いを明確に理解することで、その後の診療内容、治療方法、そして費用に関わる保険適用の違いが、患者様にとって論理的に理解しやすくなります。

 

皮膚科の目的と診療内容:病気の治療と健康な肌への回復

皮膚科は、皮膚、髪、爪など、全身の皮膚に生じる病気や疾患の診断と治療を専門としています。

その主な目的は、病気を治し、健康な状態に回復させること、そして症状によって日常生活に支障が出ないようにすることです。

例えば、アトピー性皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、水虫、ヘルペス、帯状疱疹、やけど、重度のニキビなど、痛みやかゆみ、炎症といった症状を伴う皮膚トラブルが主な診療対象となります。

皮膚科は、これらの症状の原因を特定し、医学的な観点から適切な治療を提供することで、患者様の健康と生活の質の向上を目指します。

 

美容皮膚科の目的と診療内容:肌の美しさや若々しさの追求

一方、美容皮膚科は、病気の治療というよりも、肌をより美しく、若々しく保つことを主な目的としています。

シミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ跡、毛穴の開きや黒ずみ、赤ら顔など、健康上の問題というよりは、審美的な改善を求める肌の悩みに対応します。

美容皮膚科は、メスを使わない施術が中心となる点が特徴であり、最新の医療技術や機器を用いて、患者様の「こうなりたい」という美の目標を達成するためのサポートを行います。

 

診療内容と治療方法:保険適用と自由診療の境界線

皮膚科と美容皮膚科の目的の違いは、提供される診療内容と治療方法、そして最も重要な費用負担の仕組みに直結します。

 

皮膚科の主な診療内容と治療(保険適用)

皮膚科では、主に内服薬や外用薬、漢方薬などを用いた治療が行われます。

治療は健康保険が適用される範囲内で行われ、病気の治癒を目指すことが中心です。

特定の疾患(例:太田母斑、扁平母斑、外傷性色素沈着など)に対しては、レーザー治療も保険適用となる場合がありますが、これはあくまで「病気」と診断された場合に限られます。

 

主な診療疾患例:

湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹

ニキビ(炎症が強く、病的な側面がある「尋常性ざ瘡」の場合)

水虫、たむし、ヘルペス、帯状疱疹

イボ(ウイルス性、尋常性疣贅など病的なもの)

 

美容皮膚科の主な診療内容と治療(自由診療)

美容皮膚科では、内服薬や外用薬、ビタミン剤に加え、レーザー治療(ピコレーザー、YAGレーザーなど)、ピーリング、注射(ボトックス、ヒアルロン酸)、美容点滴、ダーマペン、医療ハイフ(HIFU)など、多岐にわたる最先端の医療機器や薬剤を用いた治療が行われます。

これらの治療は、より美しさを追求する目的のため、基本的に健康保険適用外の「自由診療」となります 。

そのため、治療費は全額自己負担となり、高額になる場合があります。

 

主な診療内容例:

シミ、そばかす、肝斑(美容目的のもの)

ニキビ跡(クレーター、色素沈着など)の改善、根本的な肌質改善、繰り返すニキビの予防

シワ、たるみ、ほうれい線の改善

毛穴の開き、黒ずみ、赤ら顔(美容目的のもの)

医療脱毛、美肌・アンチエイジング全般

 

 

あなたの肌悩みに最適なのは?【症状別ガイド】

具体的な肌の症状ごとに、どちらのクリニックを受診すべきかを見ていきましょう。

 

・ニキビ・ニキビ跡

炎症や痛み、腫れが強いニキビはまず皮膚科へ。

ニキビ跡の改善や根本的な肌質改善、繰り返すニキビには美容皮膚科が適しています。

 

・シミ、そばかす、肝斑

病的なシミ(太田母斑、扁平母斑、外傷性色素沈着など)は皮膚科で保険適用のレーザー治療が可能です。

美容目的のシミ(老人性色素斑、そばかす、肝斑など)は美容皮膚科が適しています。

まずは皮膚科で診断を受け、病的なものか判断してもらいましょう。

 

・イボ

ウイルス性、または病的なイボは皮膚科で保険適用にて治療を受けられます 。

美容目的で取り除きたいイボは美容皮膚科が適しています(自由診療)

 

・シワ、たるみ

加齢による肌の変化であり、主に美容皮膚科の領域となります。

 

・毛穴の開き、黒ずみ

美容的な悩みに分類されるため、美容皮膚科での相談が一般的です。

 

・肌荒れ、乾燥、赤み

炎症を伴う肌荒れは、まず皮膚科を受診し、原因を特定して適切な治療を受けることが重要です。

症状が落ち着いた後、肌質改善や再発予防、より美しい肌を目指す場合は、美容皮膚科も検討可能です。

 

 

ニキビや肌荒れのように、皮膚科と美容皮膚科のどちらでも対応可能な症状については、まずは皮膚科で診断・治療を受け、その後、美容目的のケアが必要であれば美容皮膚科を検討するという流れを理解することが重要です。

 

 

知っておきたい!

受診時の注意点とクリニック選びのポイント

適切なクリニックを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

 

過去の治療歴の申告の重要性

他のクリニックで受けた治療(レーザー、光治療、ヒアルロン酸、ボトックス、美容整形手術など)や、体内に金属がある場合は、必ず医師に伝えましょう。

これは、副作用のリスクを避け、安全で効果的な治療計画を立てる上で非常に重要です。

 

カウンセリングの活用

どちらのクリニックを選べばいいか迷う場合や、自分の症状がどちらに該当するか分からない場合は、一人で悩まず、まずは皮膚科を受診し、医師に相談してみましょう。

美容皮膚科でも無料カウンセリングを行っているところが多く、治療内容や費用について詳しく聞くことができます。

 

 

まとめ:迷ったらまずは相談を

皮膚科は「病気の治療」、美容皮膚科は「美しさの追求」という異なる目的を持っています。

患者様ご自身の肌の症状や、どのような状態を目指したいのかによって、最適な受診先は異なります。

ニキビや肌荒れなど、炎症や痛みがある場合はまず皮膚科へ。

シミやシワ、ニキビ跡など、美容的な改善を目的とする場合は美容皮膚科の受診を検討しましょう。

しかし、中にはどちらのクリニックでも対応可能な症状や、判断に迷うケースもあります。

そのような時は、一人で悩まず、まずは専門医にご相談ください。菊川内科皮膚科クリニックでは、患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に診察し、最適な治療方針をご提案いたします。

皮膚のトラブルでお困りの際は、どうぞお気軽にご来院ください。

 

♪ 診察予約はこちらから ♪

 


~~監修 医療法人社団 俊爽会  理事長 小林俊一~~

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.22更新

当院で取り扱っている自費薬品についてのお知らせですstar

今回はAGA治療薬についてです。

 

AGA(男性型脱毛症)とは………pencil2

AGAは、額の生え際や頭頂部が薄毛になってしまうことで、成人男性のおよそ30%はこれに当てはまると言われています。

原因としては遺伝や男性ホルモンの影響が指摘されており、当院では飲み薬を使用した治療を行っております。

 

 

 

このようなことで、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

leaf髪の毛のボリュームが気になる

 

leaf髪の毛が細くなってきた

 

leaf抜け毛が多い髪の毛がセットしづらい 

 

leaf年齢の割に髪の毛が少ないように感じる

 

 

 

当院で扱っている治療薬は3種類あります。

(2025年7月22日現在)

 

gift フィナステリド (税込み価格 5,500円)

 

gift デュタステリド(税込み価格 6,600円)

 

gift ミノキシオン(税込み価格 3,960円)

 

 

 

1. 根本原因にアプローチする

  「フィナステリド」と「デュタステリド

AGAの根本原因に働きかけるのが、フィナステリドとデュタステリドです。

これらは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるのを阻害するお薬です。

 

burnフィナステリド(プロペシア錠の主成分)

世界中で最も広く使われているAGA治療薬の一つです。その安全性と効果は、長年の実績によって確立されています。

DHT生成を強力にブロックし、脱毛の進行を抑制します。

服用を続けることで、薄毛の進行を食い止め、将来的にも自信を持てる頭髪を維持する土台を築きます。

 

burnデュタステリド(ザガーロカプセルの主成分)

フィナステリドよりもさらに強力なDHT阻害作用を持つ、最新のAGA治療薬です。

フィナステリドがブロックする酵素が1種類であるのに対し、デュタステリドは2種類の酵素をブロックするため、より広範囲にDHT生成を抑制します。

 

 

2. 直接髪の毛に栄養を届ける「ミノキシオン

さらに積極的な発毛を促したい方に、ミノキシジルをおすすめします。

ミノキシジルは、男性ホルモンに作用するフィナステリドやデュタステリドとは異なり、

直接毛母細胞に働きかけ、髪の毛の成長を促す外用薬(塗り薬)です。

 

burnミノキシジル(リアップなどの主成分)

頭皮の血行を促進し、毛母細胞に栄養と酸素を豊富に届けます。

これにより、休止期の毛包を刺激して成長期へと移行させ、細く弱った毛を太く強く育てます。

内服薬と併用することで、相乗効果が期待できます。

内側から原因を抑え、外側から発毛を促進する、まさに盤石な治療体制を築くことができます。

 

 

ご購入をご希望の場合、

まず、患者様一人ひとりの症状や、お体の状態にあったお薬がどれか、皮膚科医と診察にてご相談いただきます。

ご予約なく診察可能となっておりますので、ご興味のある方は、お気軽に当院までお越しください。

 

 

都営新宿線菊川駅より徒歩2分、菊川内科皮膚科クリニックです。

 

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.20更新

 

受診先で迷ったときに

「お腹の調子が悪い」「なんとなく体調がすぐれない」――そんな時、内科と消化器内科のどちらを受診すればよいのか迷った経験はありませんか?

現代の医療機関は専門分化が進み、診療科が細かく分かれています。

そのため、患者さんにとって「自分の症状はどこに相談すればいいの?」という疑問が生じやすいのも事実です。

本コラムでは、内科と消化器内科の違い、そして症状別の受診目安について、分かりやすく解説します。

 

 

内科と消化器内科の違い

まず、内科と消化器内科の違いを整理しましょう。

 

内科は、発熱や咳、頭痛、全身のだるさなど、体調不良全般を幅広く診療する科です。

高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の管理、風邪やインフルエンザなどの感染症、また「どこが悪いか分からない」といった漠然とした不調にも対応します。


消化器内科は、内科の中でも特に「消化器」と呼ばれる臓器――食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆のう・膵臓など――に関する病気や症状を専門的に診る科です。

消化管の疾患に加え、肝臓や胆のう、膵臓などの消化に関わる臓器の病気にも精通し、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)や超音波検査などの専門的な診断・治療を行います。

 

消化器内科が専門とする症状・疾患

消化器内科が専門とする主な症状・疾患には、以下のようなものがあります。

 

・腹痛・胃痛・胸やけ・吐き気・嘔吐

・下痢・便秘・血便・下血

・食欲不振・膨満感・体重減少

・胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎

・肝炎・胆石症・膵炎

・大腸ポリープ・過敏性腸症候群(IBS)・潰瘍性大腸炎

・肝硬変・膵のう胞・胆のうポリープ など

 

これらの症状が続く場合や、急激に悪化した場合は、消化器内科の受診が適切です。

特に、血便や下血、激しい腹痛、原因不明の体重減少などは、重大な疾患が隠れている可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。

 

内科が対応する症状・疾患

内科は、以下のような症状や疾患に幅広く対応しています。

 

・風邪・インフルエンザ・発熱・咳・喉の痛み・鼻づまり

・高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病

・動悸・息切れ・めまい・頭痛・全身のだるさ・疲労感

・軽度の腹痛や体調不良全般

 

「どこが悪いのか分からない」「全身の調子が悪い」「複数の症状がある」といった場合は、まず内科で相談するとよいでしょう。

必要に応じて、より専門的な診療科へ紹介してもらうこともできます。

 

 

どちらを受診すべきか迷ったときのポイント

実際に「どちらを受診すればいいのか分からない」と感じた場合、以下のポイントを参考にしてみてください。

 

・症状が消化器に特化している場合
例:胃が痛い、胸やけが続く、血便が出る、強い吐き気や下痢がある、食欲がない、など
  → 消化器内科の受診が適切です。

 

・症状が漠然としている場合
例:なんとなく体調が悪い、発熱や咳、全身のだるさ、どこが悪いのか分からない、複数の症状が同時にある、など
→ まずは内科で相談しましょう。


・迷った場合や複数の診療科があるクリニックの場合

受付で症状を伝え、どの科で診てもらうべきか相談するのも安心です。

内科で診察を受けた後、必要に応じて消化器内科へ紹介されるケースも多くあります。

 

 

症状別:受診の目安

激しい腹痛、吐血、意識障害、急激な症状の悪化など、緊急性が高い場合は、迷わず救急外来を受診してください。

 

 

まとめとクリニックからのアドバイス

「どちらを受診すればいいか分からない」ときは、無理に自己判断せず、まずは菊川内科皮膚科クリニックの内科でご相談ください。

症状が消化器に特化している場合や、専門的な検査が必要と考えられる場合は、消化器内科を選びましょう。

また、早めの受診が、病気の早期発見・早期治療につながります。

当院では、患者さん一人ひとりの症状に合わせて、内科・消化器内科の専門医が丁寧に診察いたします。

気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

インターネットからのご予約は こちらをクリックしてください

 

 

 

 

監修:俊爽会 理事長 

日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 小林俊一

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.07.18更新


「こんな症状で皮膚科に行っていいのかな?」肌のトラブルで迷った経験はありませんか?

自己判断での対処は、症状を悪化させたり、治りを遅らせたりする可能性があります。

どのような肌の症状のときに皮膚科を受診すべきか、その目安と早期治療の重要性について解説します。

ご自身の肌の健康を守るため、ぜひ参考にしてください。

 

1. こんな症状は要注意!皮膚科を受診すべきサイン

皮膚の症状は多岐にわたりますが、特に以下のようなサインが見られたら、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

 

1-1. 治まらないかゆみ、赤み、腫れ

一時的なかゆみや赤みはよくありますが、数日経っても治まらない、あるいは悪化している場合は注意が必要です。

アトピー性皮膚炎や湿疹、接触性皮膚炎などの可能性があります。慢性化する前に適切な治療を受けることが大切です。

 

1-2. 発疹、水ぶくれ、ただれ、かき壊しがある

原因不明の発疹が広がる、水ぶくれができている、皮膚がただれている、また、かゆみで掻き壊してじゅくじゅくしている状態は、細菌やウイルスの感染、重度の湿疹などが考えられます。

自己判断での市販薬の使用は、かえって症状を悪化させるリスクがあるため避けましょう。

 

1-3. 繰り返すじんましんやアレルギー症状

特定の食べ物や物質に触れてじんましんが繰り返し出る、あるいは原因不明のじんましんが全身に出る場合は、アレルギー反応の可能性があります。

専門的なアレルギー検査を含め、医師による診断が不可欠です。

菊川内科皮膚科クリニックではView39というアレルギー検査を導入しております。

View39は、39種類の主要なアレルゲンに対する特異的IgE抗体を、一度の少量の採血で調べられる新しいアレルギー検査です。

花粉や食物、動物、ダニなど幅広い項目を網羅し、原因不明のアレルギー症状の特定や治療方針決定に役立ちます。

 

1-4. 治らないニキビや吹き出物

ニキビや吹き出物は、適切な治療を行わないと悪化してニキビ跡が残ってしまうことがあります。

炎症が強いニキビや広範囲にわたるニキビは、皮膚科での治療が効果的です。自己流のケアには限界があります。

 

1-5. 強めの症状が出る虫刺され

通常の虫刺されは自然に治まりますが、異常に腫れ上がったり、激しい痛みを伴ったり、患部が広範囲に及んだりする場合は、アレルギー反応や細菌感染の可能性があります。

特に、掻き壊しから「とびひ」になることもあるため、早めの処置や投薬が重要です。

 

1-6. 爪や髪の毛の異変

爪の変色や厚み、もろさは爪白癬(水虫)の可能性があり、検査が必要な場合があります。

髪の毛では手櫛で髪が大量に抜ける、部分的に円形脱毛症が起きている、AGA(男性型脱毛症)などがある場合は要注意です。

見た目の問題だけでなく、早期治療が大切な疾患もありますので、気になる場合はご相談ください。

 

1-7. 市販薬で改善しない、悪化する症状

市販薬を使っても症状が良くならない、むしろ赤みやかゆみが増した場合は、その薬が症状に合っていないか、より専門的な治療が必要なサインです。

自己判断での使用を中止し、皮膚科を受診してください。

 

1-8. 原因不明の皮膚症状や全身症状
明らかな原因が分からない皮膚症状や、発熱、倦怠感などの全身症状を伴う皮膚トラブルは、内臓疾患のサインである可能性もゼロではありません。

このような場合は、速やかに医療機関を受診してください。

 

 

 

2. 「これくらいで…」と思わないで!早期受診のメリット
「こんな軽い症状で皮膚科に行っていいのかな?」とためらう方もいますが、皮膚トラブルにおいては早期受診が非常に重要です。

 

2-1. 症状の悪化を防ぎ、早く治る

皮膚の症状は、放置すると悪化し、治療に時間がかかったり、痕が残ったりするリスクが高まります。

初期の段階で適切な診断と治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、より早く治すことができます。治療期間の短縮や費用負担の軽減にもつながる場合があります。

 

2-2. 正しい診断と適切な治療

皮膚科医は、豊富な知識と経験、そして専門機器を用いて、肉眼では見えない部分まで詳しく診察し、正確な診断を下します。

その診断に基づき、症状に合った最適な治療法(内服薬、外用薬、処置など)を提案することができます。自己判断では難しい、的確な治療が受けられます。

 

2-3. 自己判断による悪化や痕残りを防ぐ

誤った自己判断や不適切な市販薬の使用、間違ったケアは、かえって症状を悪化させたり、色素沈着や瘢痕などの痕を残してしまうことがあります。

専門家による適切な治療を受けることで、このようなリスクを回避し、きれいに治すことが期待できます。

 

 

3. 皮膚科ではどんなことをするの?主な検査と治療
皮膚科を受診すると、一般的に以下のような流れで診察が進みます。

 

3-1. 丁寧な問診と視診

いつから、どのような症状があるのか、かゆみや痛みはあるか、他に持病があるかなどを詳しくお伺いします。

その後、患部を直接目で見て詳しく状態を確認します。

 

3-2. 必要に応じた検査

診断のために、以下のような検査を行うことがあります。

ダーモスコピー: ほくろやシミ、皮膚がんなどの鑑別に用いる特殊な拡大鏡です。

アレルギー検査: 血液検査などで、アレルギーの原因物質を特定します。

真菌検査: 水虫などのカビによる疾患が疑われる場合、皮膚の一部を採取して顕微鏡で調べます。

 

3-3. 薬による治療と生活指導

診断に基づき、症状を改善するための内服薬や外用薬を処方します。

また、日々の生活習慣や適切なスキンケアの方法についてもアドバイスを行います。

保湿の仕方など、皮膚の健康に影響を与える要因について具体的に指導することで、再発予防や症状の安定を目指します。

 

 

4. 当院にご相談ください:専門医があなたの肌悩みに寄り添います

菊川内科皮膚科クリニックでは、お子様からご高齢の方まで、あらゆる皮膚のトラブルに対応しています。

患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた丁寧な診察と、分かりやすい説明を心がけております。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」とためらわず、少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

専門医が親身になってお話を伺い、最適な治療法をご提案いたします。地域の皆様の肌の健康をサポートできるよう、スタッフ一同努めてまいります。

 


気になる症状があれば、まずはご相談を

 

皮膚は、私たちの体を守る大切なバリアです。

日々の生活の中で、様々な刺激にさらされ、時にはトラブルを起こすこともあります。

「たかが皮膚の症状」と軽視せず、長引くかゆみ、広がる発疹、治らないニキビなど、どんな小さなことでも気になる症状があれば、菊川内科皮膚科クリニックの皮膚科にご相談ください。

早期の段階で適切なケアを行うことが、肌の健康を守り、快適な毎日を送るための第一歩となります。

 

診察予約は ♪ こちらをクリックしてください ♪

 


~~監修 医療法人社団 俊爽会  理事長 小林俊一~~

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

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