皮膚科の保険診療
保険診療のご案内
墨田区菊川内科皮膚科クリニックの皮膚科・小児皮膚科診療
当院の皮膚科診療は、子ども(新生児・乳児・幼児・学童)から高齢の方まで幅広く対応しております。土曜・日曜も含めて、毎日、皮膚科専門医による診療を行っており、急な症状の方から、会社帰りの方、平日は来られない方にも対応ができるよう体制を整えております。また女性医師も多数在籍し、女性も安心して診療が受けられます。墨田区にお住いの方はもちろん、江東区との区境いでもあり、森下、住吉、清澄白河にお住いの方も是非ご利用下さい。
皮膚の症状は痛みや痒みがあっても時間が経てば治ることもあり、症状が出ても我慢して放っておく人がいます。しかし、その場合、跡が残ってしまったり、重症化して長期的な治療が必要になったりすることも少なくありません。早く治療することで、辛い症状を改善し、炎症の瘢痕を抑え、きれいな肌を保つことができます。皮膚病は目にも見えて気になるものです。ちょっとした皮膚の事でもまずは一度専門医にご相談下さい。
■日帰り手術のご説明動画
湿疹
貨幣状湿疹 足首に生じた病変(症例写真)
主婦湿疹(手湿疹)(症例写真)
湿疹とは、皮膚炎とほぼ同義語で、赤くてかゆみのある発疹を引き起こしている状態を言います。
症状が軽くても、長引いたり、症状を繰り返したりする事もあり、また、病気の症状の一つとして現れる場合もあります。アトピー性皮膚炎やごくまれに内臓疾患、悪性腫瘍が疑われる場合もあります。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- 激しいかゆみがある
- 毎年同じ時期に症状が出る
- 再発を繰り返している
- 皮膚全体がかさかさしている
- 湿疹とともに熱や体のだるさがある
- 家族にアレルギー疾患がある
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎:肘の屈折部分に生じる病変(症例写真)
アトピー性皮膚炎とは、慢性的にかゆみを伴う皮膚炎です。皮ふが乾燥しがちで、湿疹ができやすい肌質(アトピー体質)を持つ方に、発症します。完治しにくい疾患ですが、適切な治療をきちんと受けることで、症状を抑えることができます。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- かゆみが強い湿疹が長く続く
- 皮膚全体がかさかさしている
- 家族にアレルギー疾患がある
- 再発を繰り返している
じんましん
じんましん(蕁麻疹)とは
じんましんとは、皮膚に部分的なブツブツや赤み、むくみが現れ、強いかゆみが生じる疾患です。
短い時間で収まる場合もありますが、慢性化して数か月、数年を症状が長引いてしまう場合もあります。
症状が続く場合は、放置せず早めにご相談ください。当院では原因を調べるためのアレルギー検査を行っています。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください。
- 激しいかゆみがある
- 再発を繰り返している
- 特定の食物などを食べたときに症状が繰り返し起こる
水虫
足白癬の3つのタイプ
水虫とは、白癬菌というカビが皮膚に感染することで発症する疾患です。蒸し暑い環境で悪化し、時に強いかゆみを伴います。足だけでなく、頭や股などに発症する場合もあります。ご家族や周囲の人にうつしてしまう可能性もある疾患ですので、早めに適切な治療を開始することが必要です。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- 足の裏や指の間にかゆみがある
- 足の皮膚がふやけ、ただれている
- 足の裏全体がかさかさしている
- 足の裏に小さな水泡ができている
ふけ
ふけとは、頭皮の角質細胞が剥がれ落ちたものです。頭皮に生じる白いふけには、いくつかの疾患が考えられます。症状が続いてお悩みの方は、ご相談ください。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- 乾燥したふけが出やすい
- 再発を繰り返している
- かゆみがある
いぼ
盛り上がったウィルス疣贅(症例写真)
いぼとは、ウイルス性の感染症です。 治療せずに放置しておくと自分の皮膚にも、周りの人にも移してしまう可能性があります。
いぼの増殖を防ぐために、かゆみや痛みがないからと放置せず、早めに治療を受けましょう。当院では液体窒素治療や漢方薬による治療を行っています。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- ぶつぶつや突起物がある
- 再発を繰り返し、数が増えている
- かゆみが強く、ついかきむしってしまう
ほくろ
ほくろの多くは色素性母斑という良性腫瘍ですが、まれに悪性黒色腫(メラノーマ)などの皮膚がんの可能性もあります。ほくろに下記のような特徴がある方は、一度皮膚科専門医の診察を受けましょう。当院ではダーモスコピーによる精密検査を行っています。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください
- 形が左右非対称で、いびつ
- 直径が6mm以上ある
- 色が均一ではない
- 表面がでこぼこして盛り上がっている
- 輪郭があいまいでぼやけている
- 急に大きくなり、出血した
粉瘤(ふんりゅう、アテローム)
粉瘤(ふんりゅう、アテローム)とは、皮膚の下にできるしこりで、皮膚が皮膚の中に埋まり込んで袋を作ってしまうことによって起こる疾患です。皮膚からは垢が出ますので、粉瘤の中には垢がたまります。これが粉のように見えるため、「粉のこぶ」と書いて「粉瘤」と呼びます。時には赤く腫れて痛みを伴います。当院では、日帰りでの手術も可能です。(予約制となります。)
このような方は、お早めに専門医にご相談ください。
- 皮膚の下にしこりがある 患部が赤くはれて痛みがある
- できものが徐々に大きくなっている
にきび
にきびは、皮脂の分泌が多い顔などの毛穴に細菌が増殖し、ぽつぽつした発疹ができる疾患です。思春期に多く、成人すると症状は軽くなるとされてきましたが、近年では20代以降でもにきびで悩む方が増えています。重症、軽症にかかわらず、にきびは皮膚疾患ですので、 自己流のケアで悪化させ、にきび痕を残してしまうことがないよう、早めに治療を行いましょう。
当院では抗生剤の治療や、ピーリング作用のある薬でにきび自体を出来にくくする治療を行っています。
このような方は、お早めに専門医にご相談ください。
- なかなか治らない
- 再発を繰り返している
- 自己流のケアで悪化させてしまった
- 痕が残らないか心配
- 一度専門医に相談したい
やけど
やけどとは、熱による皮膚や粘膜の損傷です。
やけどを負った時にはまず、速やかに患部を冷やしましょう。また、軽いやけどでも感染症を起こしたり、痕が残ったりすることもありますので、一度ご相談ください。
このようなときは、医療機関を受診しましょう。
(場合によっては救急車も検討すべきです)
- やけどが広範囲に及んでいる
- 再患部が白く乾燥し、痛みを感じない
- 赤くはれて水ぶくれを起こしている
- 低温やけどをした
- 電気や化学薬品などでやけどをした
うおのめ
うおのめは、足の裏などの特定の場所に慢性的な圧力がかかり発症します。患部の中心に半透明の硬い芯ができて、歩行や圧迫時に痛みがあります。
痛みは軽い違和感程度から素足で歩くのが困難になるぐらいのものまで幅広くあります。無症状であればそのままでも問題ない場合もありますが、痛みがあり、数が増えてきた時は早めに治療を行いましょう。
このような方は、うおのめの可能性があります。
- 歩くたびに足の裏に痛みを感じる
- 半透明の芯ができている
乾癬(かんせん)
乾癬とは、皮膚のターンオーバーの異常により表皮細胞が過度に増殖し、赤い発疹や銀白色のふけのような垢が生じる慢性の皮膚病です。症状が進むと発疹の数が増え、大きくなっていきます。一度発症すると治りにくく、数年から数十年も続くことがあります。残念ながら根本的治療法が確立されていませんが、治療と生活習慣の 改善によって症状をある程度抑えることが可能です。
このような方は、お早めにご相談ください。
- 赤い発疹の上に、銀白の垢ができている
- かゆみがある
褥瘡(床ずれ)
褥瘡(床ずれ)とは、体の動きが不自由な方や知覚麻痺のある人に起きやすい、皮膚の潰瘍です。寝たり座ったりした状態の時いつも同じところに一定以上の圧力が持続的に加わることによって、褥瘡(床ずれ)が起きます。
このような方は褥瘡(床ずれ)になる可能性があります。
- 寝たきりで、自分では寝返りができない
- 栄養バランスの取れた食事をとれていない
- 神経障害などで痛覚が鈍い