きくクリブログ

2025.08.29更新

 

じんましんとは

じんましん(蕁麻疹)は、突然皮膚に赤みや膨らみ(膨疹)が現れ、強いかゆみを伴う病気です。

多くは数時間以内に消え、跡は残りません。

原因や症状はさまざまですが、日常生活の中で比較的よくみられる皮膚疾患です。

多くの場合は命にかかわりませんが、まれに重症化することもあります。

 

症状の特性

じんましんの症状は、皮膚に急に現れる赤い膨らみと強いかゆみです。

膨疹は地図状に広がることもあり、数ミリから数センチまで大きさはさまざまです。

特徴的なのは、数時間以内に消えてしまうことです。掻くことで広がったり悪化したりすることもあります。

まぶたや唇、のどなど粘膜に症状が出ると、腫れや息苦しさを伴うことがあり、注意が必要です。

 

じんましんが起こるきっかけ

じんましんはさまざまなきっかけで発症します。

代表的なものには、特定の食べ物(魚介類、卵、乳製品、ナッツなど)、薬剤(抗生物質、解熱鎮痛剤など)、感染症、ストレス、疲労、物理的刺激(圧迫、摩擦、寒冷、日光など)、発汗や運動、アレルギー反応などがあります。

原因が特定できない場合も多く、その場合は「特発性じんましん」と呼ばれます。

 

じんましんのタイプ

じんましんは、発症の仕方や原因によっていくつかのタイプに分かれます。

急性じんましん

発症から1か月以内に治まるもの。多くは数日~1週間で治ります。

 

慢性じんましん

1か月以上、繰り返し症状が出るもの。原因不明なことが多いです。

 

物理性じんましん

皮膚への圧迫や摩擦、寒冷、温熱、日光などで起こるもの。

 

コリン性じんましん

発汗や運動、入浴などで体温が上がったときに現れる小さな膨疹。

 

アレルギー性じんましん

特定の食物や薬剤、虫刺されなどで発症します。

 

 

発生部位ごとの特性

じんましんは体のどこにでも発症しますが、まぶたや唇、のどなど粘膜に出る場合は特に注意が必要です。

のどや気道が腫れると呼吸困難を引き起こすことがあり、緊急対応が必要となります。

 

 

じんましんを引き起こす主な疾患

じんましんは単独で発症することもありますが、他の疾患が原因となる場合もあります。

代表的なものには、感染症(ウイルス、細菌、真菌)、自己免疫疾患(甲状腺疾患、膠原病)、内臓疾患(肝臓や腎臓の病気)、アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎)などがあります。

これらが関与している場合は、他の症状も伴うことが多いです。

 

 

セルフケアのポイント

じんましんの症状を和らげるためのセルフケアには、以下のような方法があります。

 

・かゆい部分を冷やす

・刺激の強い衣服や化粧品を避ける

・入浴はぬるめのお湯で短時間にする

・アルコールや香辛料など、血行を促進するものを控える

・ストレスや疲労をためない

・規則正しい生活を心がける

・原因と思われる食べ物や薬を控える

 

ただし、症状が強い場合や広範囲に及ぶ場合は、自己判断せずに医療機関を受診してください。

 

 

受診するタイミング

次のような場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

 

・じんましんが繰り返し出る、1週間以上続く

・顔やのど、口の中に腫れが出た

・息苦しさや声がれ、呼吸困難がある

・全身に広がる、発熱や倦怠感を伴う

・市販薬やセルフケアで改善しない

 

特に、呼吸困難や意識障害を伴う場合は、すぐに救急受診が必要です。

 

 

検査と診断

じんましんの診断は、基本的に問診と視診で行います。

必要に応じて、血液検査やアレルギー検査、皮膚テストなどを実施します。

検査は症状や経過、全身状態に応じて選択されます。

 

 

治療について

じんましんの治療は、抗ヒスタミン薬の内服が基本です。

症状が強い場合には、ステロイド薬や他の薬剤を併用することもあります。

原因が特定できれば、その除去や回避が重要です。

慢性じんましんの場合は、生活習慣の見直しやストレス管理も大切です。

 

 

診察の流れ

診察では、症状の経過や発症状況、既往歴、服用薬、生活習慣などについて詳しくお聞きします。

皮膚の状態を観察し、必要に応じて検査を行います。

原因が特定できる場合は、その説明と対策をお伝えします。

不安な点や気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

 

最後に
じんましんは多くの場合、適切な治療とセルフケアで改善します。しかし、重症化することもあるため、自己判断せず、気になる症状があれば早めに皮膚科を受診してください。当院では、患者さん一人ひとりの症状や生活背景に合わせた診療を心がけています。お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

entryの検索

月別ブログ記事一覧

菊川内科皮膚科クリニック TEL0120-979-893 お気軽にお問い合わせください 内視鏡検査専用TEL:0120-979-893 菊川内科皮膚科クリニック TEL0120-979-893 お気軽にお問い合わせください 内視鏡検査専用TEL:0120-979-893