きくクリブログ

2025.08.01更新

先日、「メルスモン」というプラセンタのお薬の勉強会を開いていただきました!

 

 

メルスモンはどのような病気に効くの?

メルスモンは、人間の胎盤から抽出された「プラセンタ」を有効成分とする医薬品です。

プラセンタは、日本では古くから漢方薬として使われてきた歴史があります。

このメルスモンは、更年期障害乳汁分泌不全の治療薬として国の認可を受けています。

 

「更年期障害」は、女性ホルモンの減少によって起こる心と体の不調です。

ほてり、発汗、動悸、イライラ、不眠など、様々な症状が現れますが、メルスモンはこれらの症状を和らげる効果が期待できます。

また、「乳汁分泌不全」は、お母さんの母乳の出が悪い状態を指し、メルスモンがこの改善にも用いられます。

 

保険適用外となりますが、美容や疲労回復、肩こり、冷え性の改善などにも効果があることが知られており、幅広い年代の方にご利用いただいています。

 

 

どのような種類があるの?

メルスモンは、注射薬としてのみ製造・販売されています。

これは、メルスモンが持つ有効成分を、効率よく、そして確実に体内に吸収させるために最も適した方法だからです。

 

 

 

メルスモン薬の正しい使い方・留意点

メルスモンは注射薬ですので、患者様ご自身で服用していただくことはありません。

正しい「使い方」は、医療機関で医師の指示に従って投与を受けることです。

通常、週に2~3回程度の皮下注射を行うことが一般的です。

治療期間や頻度は、患者様の症状や体質によって異なりますので、医師とよく相談して決めていきます。

また、メルスモンは献血ができなくなるなど、いくつか留意点がありますので、必ず以下をご確認ください。

 

 

メルスモン薬の副作用と特に重要な留意点

どのような薬にも、良い効果がある一方で、副作用のリスクもゼロではありません。メルスモンも例外ではありません。

 

よくある副作用

注射を打った箇所が赤くなったり、かゆみや痛みを伴ったりすることがあります。

ほとんどは一時的なもので、数日で治まります。もし症状が続くようでしたら、クリニックにご相談ください。

 

稀な重篤な副作用

ごく稀にですが、ショックやアレルギー反応などが報告されています。

全身の蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関へご連絡ください。

 

献血について

メルスモンなどのヒト由来プラセンタ製剤を注射された方は、献血ができなくなります。

これは、感染症のリスクを排除するためです。

ご自身がメルスモン治療を始めた場合だけでなく、ご家族や友人が献血を考えている場合にも、この情報を共有していただくことが大切です。

 

 

 

勉強会では、メルスモンの他にも、

ウマやブタのプラセンタを健康食品や化粧品なども紹介していただきましたglitter

ありがとうございましたo(^▽^)o

 

メルスモン、プラセンタのお薬に興味のある方は、

診察にて先生にご相談ください。

 

 

 

 

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

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