きくクリブログ

2021.05.12更新

帯状疱疹について、よくある質問をまとめました。

 

Q,帯状疱疹とは?

A. 身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。

身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水疱瘡にかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれ、その後、水ぶくれができます。水ぶくれの大きさは粟粒大~小豆大で、ウイルスが原因となる水ぶくれの特徴として中央部にくぼみがみられます。
皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく強い痛みが生じます。

 

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Q.水疱瘡と帯状疱疹の関係は?

A はじめて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水疱瘡として発症します。
水疱瘡が治った後も、ウイルスは体内の神経節に潜んでいます。
ストレスや加齢、過労が引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到着し、帯状疱疹として発症します。

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Q.発症年齢は?

A.60代を中心に50~70代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが原因で若い人に発症することも珍しくありません。
通常は、生涯に一度しか発症せず、免疫が低下している患者さんを除くと再発することは稀です。

 

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Q.主な発症部位はどこですか? 

A.一般的に身体の左右どちらか一方の神経に沿って帯状にあらわれるのが特徴です。胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半分以上が上半身に発症します。また、顔面(特に眼の周り)も発症しやすい部位です。

 

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Q.帯状疱疹の経過を教えてください。

A. 赤い斑点のあらわれる数日~1週間ほど前から、皮膚の違和感やピリピリした神経痛を伴うことがあります。

その後、強い痛みを伴い、身体の片側の神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれます。軽度の発熱やリンパ節の腫れがみられる場合もあります。
続いて赤い斑点上に水ぶくれがあらわれます。水ぶくれは破れてただれた状態となり、かさぶたへと変わります。皮膚症状が治った後も、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残ることもあります。

 

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Q.合併症はありますか?

A.一般的な合併症として、発熱や頭痛がみられることがあります。また顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜などを起こすことがあります。その他の合併症として、稀に耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などが生じることがあります。

 

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Q.気をつけるべき後遺症はありますか?

A.通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが持続することがあります。これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。これは、急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことによって起こります。

 

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Q.急性期と帯状疱疹後神経痛の痛みの違いは、どのようなものですか?

 
A.急性期は、皮膚や神経の炎症によるものですが、帯状疱疹後神経痛は神経の損傷によるものです。帯状疱疹後神経痛が残った場合は、専門的な治療が必要な場合があります。詳しくは医師にご相談ください。

 

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Q.帯状疱疹の治療は、どのようにしますか?

 

A.治療の基本は、抗ヘルペスウイルス薬を中心に行います。抗ヘルペス薬はウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の皮膚症状や痛みなどをやわらげ、治るまでの期間を短縮します。

さらに合併症や後遺症を抑えることも期待されます。抗ヘルペス薬の飲み薬は、効果があらわれるまでに2日程度かかります。

服用してすぐに効果があらわれないからといって、服用量を増やしたり、途中でやめたりしないで指示通りに服用ください。抗ヘルペスウイルス薬は、発病早期に服用を開始するほど、治療効果が期待できます。

帯状疱疹の特徴的な症状を自覚したら、できる限り早く医師にご相談ください、

 

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Q.日常生活の注意点はありますか?

 

A.帯状疱疹は過労やストレスが原因となり、免疫力が低下したときに発症します。十分な睡眠と栄養をとり、精神的・肉体的にも安静にすることが回復への近道です。

患部が冷えると痛みがひどくなるので、できるだけ患部は冷やさずに温めて血行をよくしましよう。

水ぶくれが破れると、細菌による感染が起こりやすくなります。細菌による可能を防ぐためにも、患部は触らないようにしましょう。

帯状疱疹が他人にうつることはありませんが、水疱瘡にかかったことのない乳幼児には水疱瘡を発症させる可能性があるので、小さな子どもとの接触は避けるようにしてください。

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

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