朝晩はまだ少し肌寒いですが、春のやわらかな陽射しが心地よい季節になりました
お昼に外に出ると、ぽかぽか日和で嬉しい気持ちになります
菊川内科皮膚科クリニックが属する医療法人社団 俊爽会では、年間を通して患者様の健康意識を高め、健康寿命を伸ばしていただくための取り組みを行っています!
今回は、3月の取り組みについて、お知らせします。
【3月の取り組み内容】
3月の取り組みは『生活習慣予防・栄養指導』です!
栄養指導は生活習慣病の予防や管理において重要な役割を果たします。
健康的な食生活や体重管理、血糖管理、血圧管理などを通じて、生活習慣病を防ぎ、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞のリスクを低減します。
今回は、生活習慣病の中でも高血圧についてお話しします。
☆高血圧とは
高血圧自体に自覚症状はほぼありません。しかし、放っておくと心臓や血管に大きな負担をかけ続けることになります。
そうなれば、心臓は肥厚(心肥大)し、ポンプ機能が低下します。ポンプ機能の低下は、心不全(心臓が必要な量の血液を送り出せなくなる状況)を招きます。
ここで注目したいのが、高血圧と関係の深い主な症状(心臓病・脳血管疾患・腎不全)による死因を合わせると、日本人の死因第一位のがんとほぼ同率という点。
別名「サイレント・キラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれる高血圧は、まさに致命的な病気をじわじわと進める根本原因なのです。
☆高血圧を予防する食生活
当院の管理栄養士に話を聞いてみました
高血圧を予防するためには「塩分を控えること」が大切!
塩分の摂りすぎにより主成分の塩化ナトリウムが体内に増えると、血液中のナトリウム濃度が上昇するため、濃度を一定に保とうとして血液中に水分が取り込まれます。
こうして、血液の量が増えることにより、心臓に強い圧力がかかります。そうすると、全身に血液を送り出せないため、血圧は上昇します。
塩分を控えるコツ
・隠れ塩分を見逃さない
コンビニ弁当や総菜などのパック・インスタント食品には、想像以上の塩分が含まれています。
また、カップ麺など味が濃いものばかりではなく、食パン、ちくわ、チーズなど、思わぬところに塩分が隠れていることも知っておきましょう。
・味噌汁を見直す
味噌自体に血圧を下げる効果があるともいわれていますが、味噌に塩分が含まれているのも事実。
1日1杯までで「汁少なめ・具多め」を基本としましょう。
・調味料を工夫
減塩のものを用いるのはもちろん、調理には使わず食卓に置き、食べる際に使えば、使用料を自覚しやすく摂りすぎ防止に役立ちます。
また、お酢や香辛料(コショウ、七味唐辛子など)、レモン・かぼすなどの柑橘類を使うことで、減塩でも風味豊かな素材本来の味が楽しめます。
他にも、血圧を下げるためのアレコレを栄養指導でお伝えすることができます。
日々の食事について、健康に暮らしていくにはどうすれば良いのか、どんなことに気を付ければいいのか、などなど気になる方はぜひ当院スタッフにお声がけ下さい♪
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