2026.03.13更新

水虫とは?
「足の裏が痒い」「皮がむけてきた」……そんな時、真っ先に頭に浮かぶのが「水虫」ではないでしょうか。

水虫は、医学的には「足白癬(あしはくせん)」と呼ばれ、白癬菌というカビ(真菌)の一種が皮膚の角質層に入り込むことで起こる感染症です。

実は、日本人の4〜5人に1人は水虫を抱えていると言われるほど非常に身近な病気です。「恥ずかしくてなかなか相談できない」という方も多いのですが、放っておくとご家族にうつしてしまったり、爪まで感染が広がって治りにくくなったりすることもあります。

菊川の皆様が、自信を持って素足で過ごせるよう、水虫の正しい知識をお伝えします。

 

 

症状の特徴
水虫といえば「猛烈に痒い」というイメージが強いかもしれませんが、実は「痒くない水虫」もたくさんあります。
• 指の間のふやけ・皮むけ: 指の間が白くふやけたり、ジュクジュクしたりします

小さな水ぶくれ: 土踏まずや足の縁に、小さな水ぶくれがポツポツとできます。これは強い痒みを伴うことが多いです

かかとのガサガサ: かかとの皮膚が厚くなり、粉を吹いたようになります。乾燥肌やひび割れと間違われやすく、痒みがないのが特徴です

爪の変化: 爪が白く濁ったり、厚くボロボロになったりします

 

 

水虫が起こる原因
原因は「白癬菌」というカビです。この菌は、高温多湿な環境を好み、皮膚のケラチンというタンパク質をエサにして増殖します。

感染経路は、水虫の人の足から剥がれ落ちた皮膚(垢)に含まれる菌を踏むことです。バスマット、スリッパ、スポーツジムの床などが代表的な場所です。

ただし、菌が足に付着しただけで即座に感染するわけではありません。

菌が皮膚に入り込むには24時間ほどかかると言われていますので、その前に洗い流せば予防は可能です。

 

 

水虫の種類
症状の出方によって、大きく以下の3タイプに分けられます。
1. 趾間(しかん)型: 指の間にできる最も多いタイプ

2. 小水疱(しょうすいほう)型: 土踏まずなどに水ぶくれができるタイプ

3. 角質増殖(かくしつぞうしょく)型: 足の裏全体が硬くなるタイプ

 

 


水虫の発生部位ごとの特徴
足の指の間: 特に薬指と小指の間は隙間が狭く、蒸れやすいため、最初に症状が出やすい場所です

足の裏: 土踏まずや縁など

かかと: ここまで菌が入り込むと、塗り薬が浸透しにくく、治療に時間がかかります

: 爪の中まで菌が入ると「爪水虫(爪白癬)」となり、市販の塗り薬では治せなくなります

 

 

水虫と類似した主な疾患
見た目が水虫にそっくりでも、実は違う病気であることがあります。
汗疱(かんぽう): 自分の汗が原因で水ぶくれができる湿疹

接触皮膚炎(かぶれ): 靴の素材や市販薬そのものでかぶれている状態

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう): 喫煙、扁桃炎、金属アレルギー、う歯により、無菌性の膿がたまる病気。 これらは水虫薬を塗っても治らず、逆に悪化することもあるため、顕微鏡で菌の有無を確認することが不可欠です

 

 

水虫を和らげるために自分でできる対処法は?
日々の生活習慣が、治療のスピードを左右します。
• 毎日足を洗う: 石鹸をよく泡立て、指の間まで優しく丁寧に洗いましょう。ゴシゴシ擦って傷をつけると、そこから菌が入りやすくなるので注意が必要です。

しっかり乾燥させる: お風呂上がりは指の間までタオルで水分を拭き取りましょう。

靴を休ませる: 同じ靴を毎日履くと、中が常に湿った状態になります。2〜3足を交互に履き、履かない日は風通しの良い場所で乾燥させましょう。

5本指靴下の活用: 指の間の蒸れを防ぐのに効果的です。

 

 

受診をした方が良い場合は?
「市販薬を塗っているのに治らない」「皮がむけて赤くただれてきた」「爪が濁ってきた」という場合は、すぐに受診してください。

特に角質増殖型や爪水虫は、セルフケアだけで完治させるのは非常に困難です。

また、糖尿病などの持病がある方は、足の傷から細菌感染を起こし重症化するリスクがあるため、早めの受診が推奨されます。

 

 

どのような検査が必要で、何を調べる?
当院では、「顕微鏡検査」を必ず行います。 皮膚の表面を少しだけピンセットやへらで採取し、顕微鏡で白癬菌(カビの糸)がいるかどうかを確認します。

検査はその場で、数分で、終わりますし、痛みもありません。この検査なしに水虫の診断を下すことはできません。

 

 

どのような診断と治療が行われるの?
診断の結果、水虫であれば「抗真菌薬(こうしんきんやく)」での治療をスタートします。

塗り薬 1日1回、お風呂上がりに塗るのが最も効果的です。

飲み薬爪水虫や、塗り薬が効きにくい角質増殖型の場合に検討します。

治療で最も大切なのは「自己判断でやめないこと」です。見た目がきれいになっても、皮膚の奥にはまだ菌が潜んでいます。

症状が消えてから、さらに1ヶ月程度は塗り続けるのが完治の秘訣です。

 

 

どのような診察が行われるの?
まずは、いつから症状があるか、家族に同じような症状の方がいないかなどを伺います。

その後、足の状態を隅々まで(指の間やかかと、爪まで)診察します。

当院では、「水虫かもしれない」という不安を抱えて来られた患者様が、リラックスしてお話しいただけるようプライバシーにも配慮した診察を心がけています。

 

 

最後に…
水虫は、正しい診断と根気強い治療で必ず治せる病気です。

「たかが水虫」と思わず、あるいは「恥ずかしい」とためらわず、ぜひ当院にご相談ください。

家族みんなが清潔で、ポカポカ温かいフローリングを裸足で歩ける……そんな快適な生活を一緒に取り戻しましょう。

皆様の足の健康を、私たちが全力でサポートいたします。

 

 

 

健康や病気について学べるクリニック

都営新宿線菊川駅徒歩2分 菊川内科皮膚科クリニック

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2026.03.13更新

水虫とは?
「足の裏が痒い」「皮がむけてきた」……そんな時、真っ先に頭に浮かぶのが「水虫」ではないでしょうか。

水虫は、医学的には「足白癬(あしはくせん)」と呼ばれ、白癬菌というカビ(真菌)の一種が皮膚の角質層に入り込むことで起こる感染症です。

実は、日本人の4〜5人に1人は水虫を抱えていると言われるほど非常に身近な病気です。「恥ずかしくてなかなか相談できない」という方も多いのですが、放っておくとご家族にうつしてしまったり、爪まで感染が広がって治りにくくなったりすることもあります。

菊川の皆様が、自信を持って素足で過ごせるよう、水虫の正しい知識をお伝えします。

 

 

症状の特徴
水虫といえば「猛烈に痒い」というイメージが強いかもしれませんが、実は「痒くない水虫」もたくさんあります。
• 指の間のふやけ・皮むけ: 指の間が白くふやけたり、ジュクジュクしたりします

小さな水ぶくれ: 土踏まずや足の縁に、小さな水ぶくれがポツポツとできます。これは強い痒みを伴うことが多いです

かかとのガサガサ: かかとの皮膚が厚くなり、粉を吹いたようになります。乾燥肌やひび割れと間違われやすく、痒みがないのが特徴です

爪の変化: 爪が白く濁ったり、厚くボロボロになったりします

 

 

水虫が起こる原因
原因は「白癬菌」というカビです。この菌は、高温多湿な環境を好み、皮膚のケラチンというタンパク質をエサにして増殖します。

感染経路は、水虫の人の足から剥がれ落ちた皮膚(垢)に含まれる菌を踏むことです。バスマット、スリッパ、スポーツジムの床などが代表的な場所です。

ただし、菌が足に付着しただけで即座に感染するわけではありません。

菌が皮膚に入り込むには24時間ほどかかると言われていますので、その前に洗い流せば予防は可能です。

 

 

水虫の種類
症状の出方によって、大きく以下の3タイプに分けられます。
1. 趾間(しかん)型: 指の間にできる最も多いタイプ

2. 小水疱(しょうすいほう)型: 土踏まずなどに水ぶくれができるタイプ

3. 角質増殖(かくしつぞうしょく)型: 足の裏全体が硬くなるタイプ

 

 


水虫の発生部位ごとの特徴
足の指の間: 特に薬指と小指の間は隙間が狭く、蒸れやすいため、最初に症状が出やすい場所です

足の裏: 土踏まずや縁など

かかと: ここまで菌が入り込むと、塗り薬が浸透しにくく、治療に時間がかかります

: 爪の中まで菌が入ると「爪水虫(爪白癬)」となり、市販の塗り薬では治せなくなります

 

 

水虫と類似した主な疾患
見た目が水虫にそっくりでも、実は違う病気であることがあります。
汗疱(かんぽう): 自分の汗が原因で水ぶくれができる湿疹

接触皮膚炎(かぶれ): 靴の素材や市販薬そのものでかぶれている状態

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう): 喫煙、扁桃炎、金属アレルギー、う歯により、無菌性の膿がたまる病気。 これらは水虫薬を塗っても治らず、逆に悪化することもあるため、顕微鏡で菌の有無を確認することが不可欠です

 

 

水虫を和らげるために自分でできる対処法は?
日々の生活習慣が、治療のスピードを左右します。
• 毎日足を洗う: 石鹸をよく泡立て、指の間まで優しく丁寧に洗いましょう。ゴシゴシ擦って傷をつけると、そこから菌が入りやすくなるので注意が必要です。

しっかり乾燥させる: お風呂上がりは指の間までタオルで水分を拭き取りましょう。

靴を休ませる: 同じ靴を毎日履くと、中が常に湿った状態になります。2〜3足を交互に履き、履かない日は風通しの良い場所で乾燥させましょう。

5本指靴下の活用: 指の間の蒸れを防ぐのに効果的です。

 

 

受診をした方が良い場合は?
「市販薬を塗っているのに治らない」「皮がむけて赤くただれてきた」「爪が濁ってきた」という場合は、すぐに受診してください。

特に角質増殖型や爪水虫は、セルフケアだけで完治させるのは非常に困難です。

また、糖尿病などの持病がある方は、足の傷から細菌感染を起こし重症化するリスクがあるため、早めの受診が推奨されます。

 

 

どのような検査が必要で、何を調べる?
当院では、「顕微鏡検査」を必ず行います。 皮膚の表面を少しだけピンセットやへらで採取し、顕微鏡で白癬菌(カビの糸)がいるかどうかを確認します。

検査はその場で、数分で、終わりますし、痛みもありません。この検査なしに水虫の診断を下すことはできません。

 

 

どのような診断と治療が行われるの?
診断の結果、水虫であれば「抗真菌薬(こうしんきんやく)」での治療をスタートします。

塗り薬 1日1回、お風呂上がりに塗るのが最も効果的です。

飲み薬爪水虫や、塗り薬が効きにくい角質増殖型の場合に検討します。

治療で最も大切なのは「自己判断でやめないこと」です。見た目がきれいになっても、皮膚の奥にはまだ菌が潜んでいます。

症状が消えてから、さらに1ヶ月程度は塗り続けるのが完治の秘訣です。

 

 

どのような診察が行われるの?
まずは、いつから症状があるか、家族に同じような症状の方がいないかなどを伺います。

その後、足の状態を隅々まで(指の間やかかと、爪まで)診察します。

当院では、「水虫かもしれない」という不安を抱えて来られた患者様が、リラックスしてお話しいただけるようプライバシーにも配慮した診察を心がけています。

 

 

最後に…
水虫は、正しい診断と根気強い治療で必ず治せる病気です。

「たかが水虫」と思わず、あるいは「恥ずかしい」とためらわず、ぜひ当院にご相談ください。

家族みんなが清潔で、ポカポカ温かいフローリングを裸足で歩ける……そんな快適な生活を一緒に取り戻しましょう。

皆様の足の健康を、私たちが全力でサポートいたします。

 

 

 

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投稿者: 医療法人社団俊爽会

菊川内科皮膚科クリニック TEL0120-979-893 お気軽にお問い合わせください 内視鏡検査専用TEL:0120-979-893 菊川内科皮膚科クリニック TEL0120-979-893 お気軽にお問い合わせください 内視鏡検査専用TEL:0120-979-893