2018.04.06更新

蕁麻疹の経過について、ほとんどは、たまたま一度だけ現れるか、繰り返して起きても1ヶ月以内に起こらなくなることが多いです(急性蕁麻疹)。

物理性蕁麻疹やアレルギー性蕁麻疹など、原因のはっきりしているものは原因刺激を避けている限り症状は起こりません。

また刺激に対する過敏性にしても、何ヶ月、あるいは何年かの時間が経過するうちに次第に低くなることが多いといわれています。

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投稿者: 医療法人社団俊爽会

2018.04.04更新

生活上の注意点としては、蕁麻疹を悪化させる原因となりやすい疲労やストレスをできるだけ溜めないようにすることです。

食べ物については、魚介類や肉類はできるだけ新鮮なものをとるようにしましょう。

また防腐剤や色素を含む食品を控えめにした方が良いといわれています。

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2018.04.01更新

蕁麻疹の原因が内臓の病気だということもあります。

甲状腺疾患、ウイスル性肝炎、胃炎などでは一部症例で蕁麻疹が起こりやすくなっていることがあります。

また、膠原病、血清病、血管炎などのように、皮膚を含む全身の病気の一部として蕁麻疹が現れていることもあります。

しかし大部分の蕁麻疹は内臓の病気とは関係ありません。

蕁麻疹における一つ一つの皮膚症状が数時間以内に消え、かつ皮膚以外に自覚できる症状がない場合は、蕁麻疹があるからといってすぐに内臓の病気を疑う必要はありません。

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2018.03.30更新

蕁麻疹には、特定のきっかけがあった時にだけ現れるタイプのものもありますが、多くの蕁麻疹は何日にもわたって症状が出没します。

蕁麻疹の背景に感染症や疲労などの原因が潜んでいることはあります。

しかし多くの場合、一回一回の症状は直接思い当たる理由無く現れてきます。

最初の症状が出始めてから1ヶ月以内で終息するものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。

慢性蕁麻疹では、ほとんどの場合は原因を明らかにすることができません。

最近の研究では、自分自身の血液の中に皮膚マスト細胞を活性化する蛋白質(自己抗体)が存在する例があることが明らかにされています。

夕方から夜にかけて現れ、翌朝ないし翌日の午前中頃には消失し、また夕方から出始めるということが多くあります。

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2018.03.27更新

蕁麻疹の原因、誘因には実に様々なものがあります。

食物や食品添加物、薬剤(抗生物質、解熱鎮痛薬、咳止めなど)、植物、昆虫、感染症、物理的な刺激(寒冷、温熱、擦過、圧迫など)、運動や発汗、内臓疾患や疲労、ストレスなどなどです。

これらの原因は、必ずしも誰にでも蕁麻疹を起こす訳ではなく、ある種の過敏体質と、外的要因が組み合わさった時に症状が現れます。

急性の蕁麻疹、または何かの機会に一致して時々現れるタイプの蕁麻疹では原因を突き止められることも多くあります。

しかし1ヶ月以上もの間、毎日のように現れては消えるタイプの蕁麻疹では、ほとんどの場合は原因を明らかにすることができません。

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2018.03.24更新

蕁麻疹は、アレルギー性のものと、非アレルギー性のものに大きく分けることができます。

アレルギー性の蕁麻疹が発生する仕組みを簡単に説明します。

アレルギーの原因物質(アレルゲン)が、そのアレルゲンと反応するマスト細胞の表面に付くことで、マスト細胞が活性化します。

活性化したマスト細胞が顆粒(ヒスタミンなど)を放出し、蕁麻疹反応が起こります。

非アレルギー性の蕁麻疹でも、マスト細胞が活性化されることにより起こりますが、アレルギー性のものとは異なる仕組みで活性化されます。

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2018.03.23更新

皮膚の血管の周りには、マスト細胞と呼ばれる、顆粒がいっぱいに詰まった細胞がちらばっています。

このマスト細胞が何らかの理由で顆粒を放出すると、血管が顆粒の成分に反応して蕁麻疹を生じます。

顆粒の中に含まれる主な作用物質はヒスタミンです。

ヒスタミンは皮膚の血管に働くと血管を拡張し、血漿成分を血管の外に漏れ出やすくします。

またヒスタミンが痒み神経を刺激するため、蕁麻疹では痒みを伴います。

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2018.03.17更新

蕁麻疹では、皮膚の中の小さな血管が一時的に膨らむために皮膚の表面は赤く見えます。

血液の中の血漿と呼ばれる成分(血液から白血球、赤血球などの細胞成分を除いた液体)が周囲に滲み出ることによって、皮膚の一部が盛りあがります。

膨疹(皮膚の盛り上がり)の大きさは1~2mm程度のものから手足全体位のものまで様々です。

また一つ一つの膨疹が融合して体表のほとんどが覆われてしまうこともあります。

形も様々で、円形、楕円形、線状、花びら状、地図状などと表現されますが、それらの形に本質的には意義はありません。

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2018.03.15更新

蕁麻疹では大抵痒みを伴います。

また、チクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。

ブツブツや赤み(皮疹)は数十分~数時間以内に消えるのが普通ですが、半日~1日くらいまで続くものもあります。

症状が激しい場合には次々と新しい皮疹が出没し、常に皮疹が現れているように見えることもあります。

もし一度出現した皮疹が何日もそこに残り、特に後に茶色い色がついたり、表面がガサガサ・ポロポロするようでしたら、蕁麻疹とは別の病気と考えられます。

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2018.03.05更新

最初に蕁麻疹が出始めてから1ヶ月以内で終息するものを急性蕁麻疹と呼び、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。
慢性蕁麻疹では、ほとんどの場合は原因を明らかにすることができません。

夕方から夜にかけて現れ、翌朝ないし翌日の午前中頃には消失し、また夕方から出始めるという経過をとることが多いです。

皮膚症状の他に全身倦怠感や関節痛、発熱などの症状がある場合は内臓の病気を疑い、詳しい検査を行う必要があります。

ですが自覚できる症状が皮膚に限られている場合は、何ヶ月ないし何年間か症状が続いた後、ほとんどの場合はおさまっていきます。

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