こんにちは!菊川内科皮膚科クリニックです!
皆さんは「エコー検査」という言葉を聞いたことがありますか?
超音波検査とは、人間の耳には聞こえないほどの高い周波数の音(超音波)を体の表面に当て、その跳ね返りを映像化して体の中を観察する検査のことです。
この検査の最大のメリットは、体に負担がなく、痛みも全くないこと、そして被ばくの心配がないことです。放射線を使用しないため、小さなお子様や妊娠中の患者様でも、安心して繰り返し受けていただくことができます。
ゼリーを塗って、小さな端末を肌に滑らせるだけで、リアルタイムに臓器の動きや血流の状態を確認できる、体に優しい「魔法の鏡」のような検査です。
「腹部、頸部、心臓の超音波についての特徴」
超音波検査は、調べる部位によって、それぞれ異なる大切な情報を私たちに届けてくれます。
・腹部: 肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓といった多くの臓器を一度にチェックできます。
・頸部(首): 主に甲状腺の腫れやしこり、そして脳へ血液を送る「頸動脈」の壁の厚さを調べます。
・心臓: 心臓が力強く動いているか、血液の逆流を防ぐ「弁」が正しく機能しているかを動画で捉えます。
これらの部位をエコーで確認することで、自覚症状が出る前の「小さな変化」を見逃さずに捉えることが可能になります。
「症状が起こる原因」
体に不調(痛みや違和感)が起こる原因は多岐にわたります。腹部の痛みであれば、内臓の炎症や結石、あるいは腫瘍が原因かもしれません。
首の違和感であれば、甲状腺の機能異常や、血管のつまりが関係していることもあります。
また、心臓の動悸や息切れは、心臓の筋肉そのものの衰えや、弁の不具合から生じることが多いです。
これらの不調は、血液検査だけでは分からない「形の異常」が原因であることが多いため、超音波による画像診断が非常に重要な役割を果たします。
「超音波の種類」
当院では、患者様のお悩みに合わせて以下の3つの超音波検査を主に行って
おります。
・腹部エコー: 健康診断での肝機能異常や、腹痛、膨満感がある際に行います。
・頸部エコー: 「首が腫れている」と感じる時や、高血圧・コレステロール値が高い方の動脈硬化測定に行います。
・心エコー: 「胸が痛い」「苦しい」「むくみがある」といった症状に対し、心機能を詳細に評価します。
「超音波の発生部位ごとの特徴」
・腹部: 食べ物や消化管のガスが画像に干渉しやすいため、検査前6時間は絶食(お食事を控えていただく)をお願いしております。
・頸部: お洋服の首元を少し下げていただき、仰向けの状態で検査します。血管の老化具合を予測できるのが大きな特徴です。
・心臓: 左胸を出す形で横になっていただきます。心臓の拍動に合わせて波形が表示され、血液の流れを音と映像で確認します。
「超音波を引き起こす主な疾患」
・腹部: 脂肪肝、胆石(たんせき)、胆のうポリープ、膵炎、腎結石、そして肝がんや膵がん。
・頸部: 甲状腺腫瘍、バセドウ病、橋本病、頸動脈プラーク(血管の壁のコブ)。
・心臓: 心不全、心臓弁膜症、心筋梗塞後の経過確認、心肥大。
特に「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓や膵臓の病気は、エコー検査が早期発見の強力な武器となります。
「超音波を和らげるために自分でできる対処法は?」
超音波検査そのものに痛みはありませんが、検査への不安や緊張は体を硬くしてしまいます。
リラックスして受けていただくために、ゆったりとした服装でご来院いただくことをお勧めします。
また、検査中に「深呼吸してください」とお願いすることがあります。これは臓器の位置を調整し、より鮮明な画像を撮るためです。焦らずに、ご自身のペースで呼吸を整えていただければ大丈夫ですので、ご安心ください。
「受診をした方が良い場合は?」
以下のようなサインがある時は、ぜひ一度ご相談ください。
・健康診断の血液検査で、肝機能や脂質の値が異常だった。
・腹痛、背中の痛み、みぞおちあたりに違和感がある。
・首の付け根が腫れている気がする、またはしこりに触れる。
・階段を上るとすぐに息が切れる、足がむくみやすい。
・血圧が高く、血管の状態(動脈硬化)が気になる。
「どのような検査が必要で、何を調べる?」
まず医師が丁寧に診察を行い、症状に合わせて必要なエコーの種類を決定します。
この検査では、臓器の大きさだけでなく、表面の滑らかさや腫瘍の有無、さらには「血液の流れる速さや向き」まで詳細に調べることが可能です。レントゲンやCTでは分かりにくい、細かな変化をリアルタイムで捉えていきます。
「どのような診断と治療が行われるの?」
検査後、すぐに画像の結果をご説明いたします。
もし異常が見つかった場合は、例えば脂肪肝であれば食事や運動の指導、心疾患であれば適切な内服薬の開始など、具体的な治療計画を立てます。
「どのような診察が行われるの?」
当院では、まずお困りごとを詳しくお伺いします。その後、検査室へご案内し、検査部位に専用の温かいゼリーを塗り、プローブを滑らせて検査を行います。
「今どこを見ているのか」「何がわかるのか」を丁寧にお伝えすることで、患者様の不安を取り除けるよう努めております。
「最後に…」
健康管理において、自分の体の「中身」を正しく知ることは、大きな安心に繋がります。
超音波検査は、痛みなく、それでいて多くの情報を教えてくれる素晴らしい検査です。
菊川内科皮膚科クリニックは、皆さまの「かかりつけ医」として、最新の知見と温かな対応で皆さまの健康をサポートいたします。
少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にお立ち寄りください!!
あなたの健康な未来を、私たちと一緒に守っていきましょう!!
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~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 ~~
日本内科学会 総合内科専門医






















