きくクリブログ

2025.09.20更新

「あれ?これってどうなの?」健康診断で「再検査」と言われたあなたへ

「健康診断、今年も無事に終わった!」とホッとしたのも束の間、

「再検査が必要です」という結果通知を見て、ドキッとした方はいませんか?

「何かの病気かな…」「忙しいし、また今度でいいか…」と、

つい不安になったり、後回しにしてしまったりすることもあるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。

この「再検査」は、決して怖いものではありません。

むしろ、ご自身の体からの大切なサインであり、

健康を改めて見つめ直すための貴重なチャンスなのです。

当院では、そんな患者様の不安な気持ちに寄り添いながら、

一人ひとりに合った健康サポートをさせていただいています。

今日は、特に健康診断で指摘されやすい項目の一つ「高血圧」を例に、再検査の重要性や、

ご自身の健康を守るためのヒントをお伝えします。

 

 

高血圧って、そもそも何?

血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管の壁にかける圧力のことです。

血圧は、心臓が収縮して血液を送り出すときの「上の血圧(収縮期血圧)」と、

心臓が拡張して血液を取り込むときの「下の血圧(拡張期血圧)」で表されます。

高血圧とは、この血圧が慢性的に高い状態を指します。

イメージしてみてください。水道のホースから勢いよく水を出すと、ホースに大きな圧力がかかりますよね。

体の中でも同じように、高い圧力がかかり続けると、血管に負担がかかり、血管の壁が傷ついて硬くなったり、弾力性を失ったりしてしまいます。

 

 

高血圧を放っておくとどうなるの?

「血圧が高いって言われても、自覚症状もないし、別に大丈夫じゃない?」そう思われる方もいるかもしれません。

しかし、高血圧は「サイレントキラー(沈黙の暗殺者)」とも呼ばれ、

自覚症状がないまま、じわじわと体をむしばんでいきます。

放置すると、心臓や脳、腎臓などの大切な臓器に大きな負担がかかり、

以下のような命に関わる病気を引き起こすリスクが高まります。

 

explosion心臓の病気

・心筋梗塞

・心不全

 

explosion脳の病気

・脳卒中(脳梗塞、脳出血など)

 

explosion腎臓の病気

・腎臓病

 

健康診断で「高血圧」を指摘された場合は、症状がなくても必ず医療機関を受診し、ご自身の体の状態を詳しく知ることが大切です。

 

 

高血圧を引き起こす主な原因と自分でできる対処法

高血圧の原因は様々ですが、食生活(塩分の摂りすぎなど)、

運動不足、肥満、ストレス、喫煙、過度の飲酒といった生活習慣が深く関わっていることが多いです。

では、日常生活の中で、血圧を安定させるためにできることは何でしょうか?

 

dire食生活の見直し

麺類の汁を全部飲まない、漬物や加工食品を控えめにするなど、塩分を減らす工夫をしましょう。

また、野菜や果物に含まれるカリウムは、余分な塩分を体の外に出してくれる働きがあります。

 

dire適度な運動

無理のない範囲で、毎日少しずつ体を動かす習慣をつけましょう。

ウォーキングや軽いジョギング、水泳などの有酸素運動は、血圧を下げる効果が期待できます。

 

dire質の良い睡眠とストレスケア

睡眠不足やストレスも血圧を上げる原因になります。

ゆっくりお風呂に入ったり、趣味の時間を作ったりして、心と体をリラックスさせる時間も大切にしてください。

 

 

健康診断で指摘されたら、ご相談ください

「再検査に行きたいけど、どこのクリニックに行けばいいかわからない…」そんなお悩みをお持ちの方、ぜひ当院にご相談ください。

当院は消化器内科を専門としていますが、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病にも幅広く対応しています。

健康診断の結果を持ってきていただければ、数値が意味することや、なぜ再検査が必要なのかを丁寧に、わかりやすくご説明します。

また、必要に応じて、より詳しい検査や、今後の治療計画について一緒に考えていきます。

 

 

最後に…

ご自身の体は、かけがえのない大切なものです。

健康診断で「再検査」と言われたら、それは「自分の健康に目を向ける最高のチャンス」だと思って、ぜひ一歩踏み出してみてください。

「もしかして?」と思うことがあれば、自己判断で済ませずに、いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

監修:俊爽会 理事長 

日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 

日本内科学会 総合内科専門医  小林俊一

 

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

2025.09.01更新

8月も終わりあっという間に9月になりましたねnico

今年も残り4か月になりましたen

秋は美味しい食べ物がたくさんあるので食べ過ぎには気をつけましょうheart

 

菊川内科皮膚科クリニックが属する医療法人社団 俊爽会では、年間を通して患者様の健康意識を高め、

健康寿命を伸ばしていただくための取り組みを行っています!

 

9月の取り組みは『婦人科健診 ~乳がん・子宮頚がん・子宮体がん~』です!

 
乳がんになる人は30歳代後半から増加し、40歳以上の年代に多く、40歳代、50歳代の女性のがん死亡原因のトップです。しかし、早期発見・早期治療による10年後の相対生存率は90%以上です。

乳がんの発症リスクが高い人
1. 初潮年齢が早い、閉経が遅い
2. 初産年齢が高い、出産歴がない、授乳歴がない
3. 血縁者(特に母・姉妹・娘)に乳がんになった人がいる
4. 閉経後の肥満
5. 飲酒、喫煙、運動不足といった生活習慣

乳がんの検査は、触診やマンモグラフィ、エコー検査があります。

 


子宮頚がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となって発生します。
女性の多くが一生のうちに一度は感染するという、ごくありふれたウィルスです。感染は一時的で自然に消えることがほとんどです。ただしHPVの感染が長時間持続すると、その一部が数年~数十年後に子宮頸がんを発症させると考えられています。自分では気がつく事は困難な為、検診による早期発見が必要です。早期のうちに治療すれば90%以上が助かることがわかっています。
最近は、20代から30代の女性に増えているので、20歳から、2年に1回の検査を推奨いたします。
子宮頚がんの検査は、HPV(ヒトパピローマウイルス)検査や子宮頸部細胞診があります。

 


子宮体がんは、ウィルスによって起こる子宮頸がんとは全く別のもの。ホルモン異常によって子宮内膜に発生します。近年は子宮体がんが増加しており、子宮がん全体の約半数を占めています。40歳頃から増え始め、発症のピークは閉経後の50~60代。進行が遅く比較的早い段階から不正出血などの症状が現れるため、月経不順の人、月経以外の出血のある人はすぐに受診し、症状がなくても、定期的な検査をして、早期発見につなげましょう。
子宮体がんは子宮内膜細胞診、経膣超音波検査、骨盤腔MRI検査があります。

 

エコー     子宮

 

当院でこれらの検査を行う事はできないのですが、婦人科健診についての情報の載ったパンフレットのお渡しをさせていただいたり、近医の情報をお伝えさせていただいたりすることで、皆様の健康づくりに役立てたらと思います!

 

興味のある方は、ぜひ当院までお問合せください♪

 

小さな気づきが、大きな一歩!

身近なクリニックで、一緒に始めよう!

健康意識改革( ̄▽+ ̄)

 

都営新宿線菊川駅より徒歩2分、菊川内科皮膚科クリニックです。

投稿者: 菊川内科皮膚科クリニック

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