【大腸カメラ検査前日の過ごし方】
安心して検査を受けていただくために
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を正確かつスムーズに行うためには、「前日の準備」が非常に重要です。腸内をきれいな状態にすることで、微細な病変の見落としを防ぐことができます。
墨田区・菊川駅近くの菊川内科皮膚科クリニックでは、患者様が迷わず準備できるよう、食事や薬のポイントを分かりやすくまとめています。
1. 前日の食事について
食事は、当院でお渡しする「専用検査食」、またはご自身で「消化の良いもの」をご用意いただきます。
夕食は20時までに済ませてください。
20時以降は絶食ですが、水分補給(水・麦茶など)は可能です。
普段から便秘気味の方や、何を食べて良いか不安な方には、腸がきれいになりやすい「専用検査食」をおすすめしています。
※便秘気味の方へのアドバイス
普段から便通がスムーズでない方は、検査の2〜3日前から食物繊維(野菜や種など)を控え、消化に良い食事に切り替えておくと当日が楽になります。
2. 食べていいもの・避けるべきもの
食事の量は通常通りで構いませんが、「食べ過ぎ」には注意し、以下の内容を参考にしてください。
◎ 食べていいもの(消化に良いもの)
腸に残りづらく、検査をスムーズにする食品です。
主食:白ごはん、おかゆ、うどん(具なし)、食パン(耳なし・全粒粉不可)
タンパク質:豆腐、ゆで卵、白身魚(蒸す・焼く)、鶏むね肉(皮なし・茹でる)
その他:コンソメスープ、すまし汁、プレーンヨーグルト(低脂肪・果物なし)
飲み物:水、お茶(麦茶・ルイボスティーなどノンカフェイン)、スポーツドリンク、透明なりんごジュース
× 食べてはいけないもの(残りやすいもの)
これらは腸内に残りやすく、正確な観察の妨げになるため控えてください。
野菜・果物:生野菜、根菜(ごぼう・人参など)、きのこ、海藻、果物(特に種や皮があるもの)
主食:玄米、雑穀米、そば、パスタ、ラーメン
肉・魚介:脂身の多い肉(バラ肉)、揚げ物、イカ、タコ、貝類
その他:アルコール、牛乳、コーヒー(カフェイン入りのもの)、果肉入りジュース
3. 水分補給と夜の服薬について
水分補給:脱水を防ぎ、便を出しやすくするため、水やお茶は意識的に多めに飲むようにしてください。
21時の下剤:寝る前に下剤(プルゼニド2錠)を服用してください。翌朝に効果が現れる薬ですので、服用後は早めに就寝しましょう。
常用薬について:基本的には普段通り服用してください。ただし、血液をサラサラにする薬など、医師から休薬の指示が出ている場合は、必ずその指示に従ってください。
4. 最後に…
食事や服薬のルールを守っていただければ、前日は普段通りの生活で問題ありません。 もし準備中に「これは食べていいのかな?」「薬を飲み忘れてしまった」など、不明な点や不安なことがございましたら、菊川内科皮膚科クリニックまでお気軽にご相談ください。
正確な検査を行い、皆様の健康を守るために、ご理解とご協力をお願いいたします。
~ 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 監修 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 ~
菊川内科皮膚科クリニックでは地元の墨田区菊川、墨田区立川、墨田区江東橋、江東区森下、江東区住吉、江東区猿江、はもちろんですが、都営新宿線の近隣駅である住吉、西大島、大島、東大島、森下、浜町、都営大江戸線の両国、蔵前、東京メトロ半蔵門線の清澄白河、錦糸町、押上、からも診察や内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)受診目的でご来院していただいております。
また、墨田区千歳、墨田区両国、墨田区亀沢、江東区深川、江東区白河、江東区扇橋、江東区千田などからの患者様もいらっしゃいます。
遠方の方やご自宅での下剤服用に不安がある方でも安心して内視鏡検査を受けていただくために、院内にも下剤服用スペースを準備しております。また、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の開始時間のご相談にも可能な限り対応させていただいております。
内科、皮膚科、美容皮膚科など、当院在勤の専門医が幅広い年齢層の方々のお悩みに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。






















