2017.04.11更新

• 人ごみを避け、外出時にはマスクを着用しましょう。
• 帰宅時には「手洗い」「うがい」をしましょう。
• 栄養と休養を十分にとりましょう。
• 室内では加湿と換気をよくしましょう
• 咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手はただちに洗うようにしましょう。

手洗い、うがいはインフルエンザに限らず、いろいろな感染症の予防になります。いつも行う習慣にしましょう。

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.03.30更新

インフルエンザワクチンの予防接種は最も確実な予防法のひとつです。

インフルエンザワクチンの効果
1. インフルエンザにかかりにくくする。
2. 感染後に発病する可能性を低減させる。
3. 死亡や脳症といった重症化を防ぐ。

4.A型、B型、新型すべてに対応している。

 つまり、インフルエンザワクチンで期待する効果は、インフルエンザにかかりにくくし、もしインフルエンザにかかっても症状を軽くすることやインフルエンザ脳症など重症化することを防ぐことです。 

前回述べたとおり、発症してからの抗インフルエンザ薬の投与よりも予防接種の方が重要と言われています。当院では毎年10月よりインフルエンザ予防接種を行っています。

13歳未満の方、高齢の方、免疫力が乏しい方(免疫力を抑える薬を使っている方など含め)は予防接種の2回打ちの方がより抗体を得やすいと言われています。

成人の方でも希望により2回打ちが可能です。

また予防接種投与後、抗体を獲得するまでは2~3週間程はかかると言われているため、遅くても11月中には接種するように心がけましょう。

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.03.21更新

インフルエンザの症状を改善するためには、体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザウイルス薬」の服用が有効です。抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用を開始すると、服用していない場合と比べて発熱期間が1~2日短縮され、ウイルスの排泄量も減少し、症状が徐々に改善されていきます。

発症後48時間以上経過してからの抗インフルエンザ薬の効果は期待できません。これは抗インフルエンザ薬が、あくまでウイルスを除去する薬ではなく、増殖を抑える薬なので、ウイルスが増えきってしまうと効果が乏しくなります。

インフルエンザは肺炎や脳症などを併発し重症化することがあります。早めに治療することは重要ですが、発症してからの抗インフルエンザ薬の投与よりも、予防接種の方が大事と言われています。

予防接種については次回ご説明します。

 

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.03.07更新

インフルエンザの検査は、迅速検査が普及してすぐに結果が出るようになりました。
鼻腔の拭い液、咽頭の拭い液などを採取して、迅速検査キットなどで調べます。検査にかかる時間は、当院では約8分です。A型とB型を区別する事ができます。


しかし、検査結果が陰性(マイナス)だからといって必ずしもインフルエンザにかかっていないとは言いきれません。検査はある程度ウイルスが増殖してから行わないと検出できない場合があります。ウイルス量の少ない初期(発症してから10時間くらいまで)には「偽陰性」となることがあります。
また、新型インフルエンザでは、通常の季節性インフルエンザに比べると、明らかに発症から陽性反応が出るまでの時間が長いことが分かっています。

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.02.24更新

症状としては、寒気や38℃以上の高熱を伴うことが多く、上気道炎症状、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振、下痢などの全身症状が強く現れるのが特徴です。重症化すると、肺炎や脳症を合併して、命を落とす場合もあります。

予防接種を打っていたり、感冒薬を飲んでいると、熱があまり上がらなかったりする場合もあり、インフルエンザを発症している方との接触がある場合などは、軽めの症状でも検査を受けることをお勧めします。

 

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.02.15更新

インフルエンザとは、一般的な風邪とは違いインフルエンザウイルスに感染してから1~3日の潜伏期間を経て発症する感染症です。かぜは1年を通してみられますが、インフルエンザは季節性を示し、例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。

インフルエンザは毎回、変異をきたしているため、抗体やワクチンを確立しづらく、毎年流行していると言われています。

投稿者: 医療法人社団俊爽会

2017.02.02更新

一般的には、インフルエンザ発症の前日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウィルスを排出するといわれているため、その期間は外出を控える必要があります。


学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。ただし、病状により学校医その他の医師が「感染のおそれがない」と認めたときは、この限りではありません。

 

投稿者: 医療法人社団俊爽会

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