インフルエンザの検査は、迅速検査が普及してすぐに結果が出るようになりました。
鼻腔の拭い液、咽頭の拭い液などを採取して、迅速検査キットなどで調べます。検査にかかる時間は、当院では約8分です。A型とB型を区別する事ができます。
しかし、検査結果が陰性(マイナス)だからといって必ずしもインフルエンザにかかっていないとは言いきれません。検査はある程度ウイルスが増殖してから行わないと検出できない場合があります。ウイルス量の少ない初期(発症してから10時間くらいまで)には「偽陰性」となることがあります。
また、新型インフルエンザでは、通常の季節性インフルエンザに比べると、明らかに発症から陽性反応が出るまでの時間が長いことが分かっています。